舞踏会の夜に魅せられ: 華麗なるマロリ-一族 (ヴィレッジブックス F リ 1-2)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2004年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789724128
感想・レビュー・書評
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1820年頃のロンドンを舞台にしたロマンス。
貴族でハンサム揃いの兄弟がいるマロリー家のシリーズ。2作目。
スコットランドから、ロンドンの社交界に出てきたロズリン・チャドウィック。
財産はあるが、それを狙う親戚ジョーディがしつこく結婚を申し込んできていて、力づくで誘拐も辞さない様子だったのだ。完全に逃れるために、急いで結婚する必要があった。
25歳になっているので、社交界に初めて出るには遅く、本人は難しいだろうと思っていたが、実は行く先々で注目される美貌。
田舎で祖父に育てられ、7年も介護していたので、自分の魅力を知らなかったのだ。
マロリー家でも一番目立つハンサムな四男アンソニー。黒髪で青い目、放蕩者の名も高く独身主義の35歳。
パーティには出来るだけ出ないことにしている。それというのも、女性の注目を集めすぎて大変な騒ぎになり、縁談の邪魔になったり、誰か一人と長くいると評判を落としてしまうので、全員と踊る羽目になったりするからというのがおかしい。
結婚する気などないと言いつつ、ロズリンに近づくために、お婿さん候補についての情報を集めてやると約束。
ロズリンは友達のフランシスを頼ってロンドンに来たのだが、じつはフランシスは不幸な結婚をしたために男性不信になっていて、これがまた…
一目惚れどうしのいざこざを軽く楽しく読めます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
②
レジーナの叔父アンソニーが恋に落ちるのは癇癪持ちのスコットランド娘ロズリン(莫大な遺産と伯爵位つき・ついでに悪役の又従兄弟つき)。
やっぱり往生際が悪い。 -
1818年、スコットランドに住む25歳の美女ロズリンは、祖父の莫大な遺産を相続したため、遠縁の男ジョーディに狙われ始めた。彼は無理やりロズリンを妻にして、遺産をわがものにするつもりだった。ロズリンは侍女を連れてロンドンに逃げてくるが、ジョーディを完全に断念させるためには、早く誰かと結婚しなければならない。しかし、やがてロズリンが愛してしまった相手は、ロンドンきっての放蕩者と言われる独身主義者アンソニー・マロリーだった。