シ-ビスケット: あるアメリカ競走馬の伝説 (ヴィレッジブックス N ヒ 1-1)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2005年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (566ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789724562
感想・レビュー・書評
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訳:奥田祐士、解説:北上次郎、原書名:SEABISCUIT:AN AMERICAN LEGEND(Hillenbrand,Laura)
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レースの臨場感の演出は見事なものであったが全体を見ると冗長と思えてしまった。
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2005年2月4日購入。
2017年4月30日読了。 -
とても素晴らしいドキュメンタリー。良い時代のアメリカ、良い人々、良い馬、読んでいる間、至福の時間に浸れる。
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競馬好きしか知らないかもしれない馬の名前。映画化されたときに少し陽の目を浴びたけれど、もうどこにもそんな余韻は残っていない。悲しいかな、でもそんなものなんだとも思う。これは外国の馬の物語。
シービスケットはビッグレッドの直系、と書いてピンと来る人はそこそこ楽しめると思う。いや、それ以外でも楽しめるかな(どっちだよ
そこんとこのさじ加減がよく分からないので、☆三つ。 -
映画が大好きなもので。
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競馬を覚えてからもう10年になる。ウォーアドミラルくらいはなんとか知っていたけども、彼の現役時代のライバルであるシービスケットのことは恥ずかしながら何も知らなかった。それだけに、本書を通じてこの伝説の競走馬のことを知りえたのは、まことにうれしい出来事だった。シービスケット・ウォーアドミラル両馬の祖先たる最強馬マンノウォーの血脈は過去に隆盛を誇ったが、現在ではわずかにインリアリティを経由する父系がポツリポツリと活躍馬を輩出する程度である。当時の競馬は今のようにグレード制を採用しておらず、また馬の出走スケジュールは現在に比べ恐ろしくハードであった。というよりも根本的に発想が違ったのであろう。とにかく、この小説において描かれている競馬は、古きよき時代のそれである。そして、その描写がなんとも言えず生き生きしているのが良い。現代の競馬に慣れ親しんだ者でも、競馬をあまり知らない者でも、すっと入り込んでいけるような気安さがある。勿論、スペクタクルの点でも文句がない。何せシービスケットは「事実は小説より奇なり」を地で行くような馬なのだから。
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映画と原作で甲乙つけがたい稀有な例じゃないでしょうか。往年のアメリカ競馬がどういうものだったのかがよくわかる、競馬好きなら一度は読むべき本かと。
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ノンフィクションなのに小説以上に面白いかも。
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映画も見たけどやっぱり原作に勝るものはない。アメリカの大恐慌時代の競走馬の実話。第二部から読みやすくなったかな。競馬って奥が深いことに驚いたしなによりシービスケットを取り巻く人たちの馬に対する愛情に感動した。