誰も知らない五つ星ホテルの24時間: 匿名ホテルマンの爆笑告白記
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2006年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789728324
感想・レビュー・書評
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バビロンホテル(仮名)に勤めるホテルマンのレセプション係が、1時間ごとに奇妙な出来事を1つずつ語っていく形式で書かれた小説。
設定はフィクションだが、その内容はノンフィクション。
ホテルの仕事に興味を持ったから読んでみたけど、不規則な労働時間に客からの無理な要望を聞いたりと大変そうだ。
ホテルに泊まっているだけでは分からない現実的な社会が、職員の間に広がっていることを思い知らされた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イギリスの一流ホテルをあちこち渡り歩いてきたベテランホテルマンにライターさんが取材してできあがった、業界裏話本。
接客・サービス業に特有のカオスで殺伐とした職場風景と、でもその中にどこかしら、なにがしかの情が通っているのが読んでいて楽しい。
有名人の実名出まくり。ダイアナ妃とマイケル・ジャクソンのエピソードは少し悲しい。 -
リアル『有頂天ホテル』。 始めの「これは全て真実です」っていうあの断りがなきゃ、 絶対にフィクションだと信じてしまいそう。 それっくらい、ホントに!?と驚くことがたくさん。 想像を絶してます。 ホテルマンになるのも良いなぁとか思ってしまいました。 事実は小説より奇なりとはよく言ったもんです。
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正直、面白い。
舞台となるロンドンの
「ホテル・バビロン」は架空のホテルだが
そこで起こる事は、多少の脚色はあるだろうけど
本当のことらしい。
1日24時間を1時間ごとのチャプターにして
それぞれ逸話が。
これって大丈夫なのかなと思うほど
有名人の実名とかバンバン出てくる。
それも相当おバカなことをします。
それにしても、ここに記述されていることが本当なら
チップをもらえる
ホテルで働く一部の人は、相当な高給取りである。
チップだけで年収3,4000万円くらいありそうですよ。
羨ましい。。
秋の夜長に一気に読める、軽い読み物です。 -
この本が真実を伝えているなら、帝国ホテルの本はウソ?
きっと両方ホントだから世の中は面白いのね。 -
高級ホテルを渡り歩き、現在支配人が語る、実際にいたおかしな客達。
ドラマ「ホテル」をもっとシニカルで俗っぽく語られています。
タイトルに「爆笑」とありますが、そういった笑いは起きませんでした。
とりあえず、海外出張で高級ホテルに泊まる日本人ビジネスマンは、見てほしい。