雨に抱かれた天使 (ヴィレッジブックス F カ 4-4)

  • ヴィレッジブックス
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (566ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789730808

感想・レビュー・書評

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  • ブキャナン家の三男坊アレックとホテル経営者一族のリーガン。子供の頃のエピソードから始まりその友情が大人になっても続いてるって素敵だな。物語はサスペンスメインだけど、そのサスペンスも軽い感じ。ロマンスもさらっとしてたのでどっちかにもっと重点置いてくれたらもっと良かったな。ラストの黒幕には、おっとそうきたか!と。リーガンの親友ふたりとお兄ちゃんズの話はなさそう?
    今回はノアは電話のシーンだけだったのが残念!だけどアレックとノアのボーイズトークが面白かったです。

  • 魅力的な登場人物が勢揃い。まだまだシリーズ続編がありそうですね。

  • これまた不気味な内容で“消えてほしい人リスト”なんてさー怖いよ。そしてリーガンはボディ・ガードのブキャン家のアレックと出逢うのだ。まぁこの兄弟はどれもこれも素敵。お似合いの2人だな。

  • ボディガードシリーズ第四作。<br>
    理由も分からずにいきなり事件に巻き込まれるヒロイン。ヒーローはヒロインのボディガードとして傍にいるようになり、そして人となりと魅力に抗えなくなる。<br>
    一作目、二作目と仕事の意義を見失って燃え尽き症候群気味の様相を呈していたヒーローたち、そのヒーローの弟が今回のヒーロー。シカゴ市警の刑事でFBIへの転職が決まっている。このヒーローは燃え尽き症候群ではないけれど、上司に恵まれずシカゴ市警での仕事には幻滅している。そんなヒーローにあてがわれたのが捜査に直接関与しないボディガード役で、実のところヒーローはあまり乗り気ではない。それなのにヒロインと過ごすうちにどんどんヒロインに引き込まれていく様は、ロマンスの観点からは情けなくも面白い。ただサスペンスのヒーローとしては特にこれといった推理を働かせるわけでもなく、本当にただのボディガード。もちろん事件解決の糸口を掴むのはヒーローだし、最後にヒロインを助けに行くのもヒーローだけれども、ヒーローを助けたのもヒロインだったりするのでその点はおあいこ。<br>
    推理もの、サスペンスもの、として捉えるにはパンチが足りない部分のある、このシリーズだけれど、キャラクターや人間模様に関しては言うことない。基本的にみな愛すべき人々。もちろん狡いところや我が儘なところは持ち合わせているのだろうけれど、いかにも人間らしい。そこがなによりも魅力的。

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