ハイ・パフォーマンス・アナログ回路設計 理論と実際 (アナログ・テクノロジ・シリーズ)

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  • CQ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789842839

作品紹介・あらすじ

ハイ・パフォーマンスなアナログ電子回路を実現するために有益と思われる記事を厳選し,1冊にまとめました.発振動作と増幅動作それぞれの安定性,ノイズ解析の考え方,ロー・ノイズ化手法などについて,シミュレーションの活用や実験を交えて詳細に解説しました.

★目次


◎シミュレーションを活用した回路動作の解析
●第1章 アナログ回路動作の理論と実践
1-1ウィーン・ブリッジ発振器
1-2 OPアンプの開ループ・シミュレーション
1-3 LDO不安定性を抵抗とコンデンサの並直列変換で考える

◎抵抗やアンプのノイズをシミュレーションと試作で検証する
●第2章 アナログ回路のノイズ特性の理論と実践
2-1 抵抗のサーマル・ノイズをSPICEで解析する基本的な考えかた
2-2 ロー・ノイズOPアンプの性能をSPICEで最適化する基本的な考えかた
2-3 回路構成ごとで最適なロー・ノイズ特性を実現するOPアンプを選ぶための道しるべ
2-4 製作したAD797超ロー・ノイズOPアンプ回路の特性評価と測定実験をしてみる

◎プロトタイプ製作やプリント基板で実験しながら検証する
●第3章 アナログ回路のレイアウト・テクニック
3-1 低入力容量アンプ回路を実現するOPアンプ回路の選定と試作
3-2 低周波アナログ回路の想定どおりでない不思議な動きの原因を突き止める


◎ディファレンス・アンプや計装アンプによる差動回路
●第4章 差分電圧の検出とその限界
4-1 電子回路で生じるコモンモード・ノイズと作動回路の活用
4-2 重ね合わせの理は信号変換やディファレンス・アンプの解析など多岐に活用できる
4-3 ディファレンス・アンプでのCMRR特性と信号源の構成との関係
4-4 ディファレンス・アンプと計装アンプでのCMRR劣化の周波数特性と補償方法

◎LTspiceによるノイズ・シミュレーション技法を活用して
●第5章 アクティブ・フィルタのノイズ特性について考察する
5-1 ノイズ特性のシミュレーション方法とアクティブ・フィルタのノイズ源
5-2 サレン・キー型と多重帰還型をノイズ特性の面で比較する
5-3 複数の2次アクティブ・フィルタをカスケードにする順番を考える

感想・レビュー・書評

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  • 請求記号 549.3/I 75

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著者プロフィール

1968年 岐阜県恵那市に生まれる
1994~95年 文部省学生国際交流制度派遣留学生としてドイツ・フライブルク大学へ 留学
1996年 名古屋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学
現 在 札幌大学経済学部准教授・博士(経済学)(名古屋大学)
主論文 「秘密警察(シュタージ)―その本当の影響力」『ドイツ文化史入門』(若尾祐司・井上茂子編), 昭和堂,2010年.「計画経済システムにおける計画作成と達成度評価の現実―建国初期東ドイツ造船業を例にして―」『地域と経済』(札幌大学地域経済研究所),第5号,pp.33-42,2008年.「東ドイツにおける工業労働者の『社会的結合』」『歴史学研究』(歴史学研究会),833号,pp.143-151,2007年.「EU憲法における『連合の目標』としての社会的市場経済」『大原社会問題研究所雑誌』(法政大学大原社会問題研究所),577号, pp.1-15,2007年.「現代ドイツにおける『社会的市場経済』の変容―2003年閉店時間法改正論議を手がかりに」『現代ヨーロッパの社会経済政策―その形成と展開』(廣田功編),pp.301-327,日本経済評論社,2006年.「東ドイツにおける日常生活世界―作業班の経済的・社会的意味―」『大原社会問題研究所雑誌』(法政大学大原社会問題研究所),552号,pp.51-64,2004年.

「2010年 『もう一つの経済システム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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