消えたオアシス: 灼熱のサハラをさまよって (鈴木出版の海外児童文学 この地球を生きる子どもたち 5)

  • 鈴木出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790231530

作品紹介・あらすじ

はてしない灼熱のサハラ砂漠を、おさないむすこイサをつれて、若い夫婦がひたすら北を目ざして歩きつづけている。きょうで五日目。ひどい干ばつに見舞われて、それまでくらしてきた村を離れ、夫オコボエの故郷、トゥアレグ族の大地を目ざす旅。飢えとかわきに苦しみ、もはや泣き声すらあげられないイサにとって、それは危険な賭けだった。いっぽう、フランスから人道援助にきていた医師マリーは、オコボエたちのことを知り、かけつける。イサを病院まで運ぶ手はずをととのえて、ヘリコプターを待っていたが…。イサに死のかげがしのびよる。きびしい大自然、ひたむきに生きる人びとの姿を美しくうたいあげた、いのちのつながりの物語。

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    はてしない灼熱のサハラ砂漠を、おさないむすこイサをつれて、若い夫婦がひたすら北を目ざして歩きつづけている。
    きょうで五日目。
    ひどい干ばつに見舞われて、それまでくらしてきた村を離れ、夫オコボエの故郷、トゥアレグ族の大地を目ざす旅。
    飢えとかわきに苦しみ、もはや泣き声すらあげられないイサにとって、それは危険な賭けだった。
    いっぽう、フランスから人道援助にきていた医師マリーは、オコボエたちのことを知り、かけつける。
    イサを病院まで運ぶ手はずをととのえて、ヘリコプターを待っていたが…。
    イサに死のかげがしのびよる。
    きびしい大自然、ひたむきに生きる人びとの姿を美しくうたいあげた、いのちのつながりの物語。

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