ダンゴムシ だんごろう (おはなしのくに)

著者 : みおちづる

• 鈴木出版 (2014年5月30日発売)

作品紹介・あらすじ

だんごろうは、ダンゴムシ。貧しい村で、大勢の家族と暮らしています。ある日だんごろうは、いつも腹をすかせている家族のために、ダンゴムシ天国を探す旅に出ることを決意。だんごろうの行く手には、さまざまな事件が…。だんごろうの大活躍が愉快な旅日記！

感想・レビュー・書評

[mi-nyaさんの感想 · 2024年2月26日]

1.2年。お腹を空かせた家族のため、ダンゴムシ天国を探しに行くだんごろう。その先で出合う事件も気持ちよく解決してくれる。
幼い子が読むにはなれない癖のある言い回しが多いかもしれないが、江戸っ子風なこの口調と展開のリズムが程よく読みやすい。

[うちゅうのこどもさんの感想 · 2023年6月21日]

図書館本。ダンゴムシの飼育をしている長女に。図書館本を読み尽くすと歴史漫画シリーズを再読している長女です。

[充電中の読書家さんの感想 · 2021年7月12日]

幼年童話。４歳ぐらいから、ひらがなが読めれば読める。

主人公の話し方が「おっかさん」とか
「〜だんごろうと　もうすもの」とか普段身の回りにない言葉を使えので、読書慣れしてない子には最初読んであげたほうがよいかも。

心優しい虫たちのお話。
虫嫌いになってきた今ではなくて、
もっと早い段階で出会いたかったな。
素直にサラッと読める良い本です。
一年生、1学期読了。

[miyu918さんの感想 · 2015年6月7日]

　おっかさんと99ひきのきょうだいたちと石のすきま村で暮らしていたダンゴムシのだんごろう。流れ者のハンミョウからダンゴムシ天国のことを聞き、旅に出る。

[れもんさんの感想 · 2014年7月4日]

まずしい『石のすきま村』に住むだんごろうは、お母さんと99匹のきょうだいのために、毎日くされおちばをいっしょうけんめい集めます。

ある日ながれもののハンミョウに、ダンゴムシ天国があると聞かされて、だんごろうは決心します。
「ダンゴムシ天国をさがして旅に出る！」

旅に出ただんごろうは、まいごアリやよわむしカブトムシに出会います。

[羊さんさんの感想 · 2014年6月23日]

99ひきの兄弟と暮らしているダンゴムシのだんごろうは、食べ物がたくさんあるというダンゴムシ天国をさがしにさすらいの旅に出ます。

ありやカブトムシや、いろいろな昆虫との出会いを繰り返して旅は続いていく（らしい）。
昆虫好きに、幼年童話。

著者プロフィール

児童文学作家。『ナシスの塔の物語』（ポプラ社）で椋鳩十児童文学賞、児童文芸新人賞を受賞。「少女海賊ユーリ」シリーズ（童心社）、『ドラゴニア王国物語』（KADOKAWA）、『翼もつ者』（新日本出版社）、『山のうらがわの冒険』（あかね書房）他、作品多数。

「2022年 『ララ姫はときどき☆こねこ　バースデーに魔法がはじまる！』 で使われていた紹介文から引用しています。」