青蟬

著者 :
  • 砂子屋書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790418702

作品紹介・あらすじ

歌集『青蟬』は、十代後半から二十代前半にかけての青春の軌跡であるが、私たちが知っている青春歌集とはかなり趣を異にしているように思われる。パセティックに読者の胸倉を掴んで引き据えるような性急さや、ブッキッシュな知識の披瀝、奔放な想像力の世界の開示や、あるいはアクロバティックな言語操作といった若さの特権的な世界からははるかに遠い。むしろさりげない表現のなかに込めた一歩の新を、じっくり読み込んでくれる読者を待っている風情である。 永田和宏(本書「跋」より)

著者プロフィール

吉川宏志(よしかわ・ひろし)

1969年宮崎県生まれ。京都大学文学部卒業。現在、京都市在住。
1995年、第1歌集『青蝉』を刊行。翌年、第40回現代歌人協会賞を受賞。
2016年刊行の第7歌集『鳥の見しもの』で、第21回若山牧水賞と第9回小野市詩歌文学賞を受賞している。
歌集には他に、『夜光』、『海雨』、『曳舟』、『燕麦』などがある。
評論集に『風景と実感』、『読みと他者』など。
塔短歌会主宰。京都新聞歌壇選者。
Twitter:@aosemi1995

「2019年 『石蓮花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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