幕末の武家

制作 : 柴田 宵曲 
  • 青蛙房
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本棚登録 : 16
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790508724

作品紹介・あらすじ

『旧事諮問録』の姉妹編。大名の日常生活や大奥の泌記、目撃した薩英戦争など、江戸研究者必読の特ダネを集めた。幕末のそれも武家に限って、みずから体験し、または見聞きした実状を語り、また記録したものを集めた。身分の上下、勤仕の別はあろうとも、ひとしく動乱の世界に生きた豊富な話題がある。貴重な幕末資料ではあるが、読みやすく親しみやすい解説書でもあり、語り口調の生々しい記録の書となった。

感想・レビュー・書評

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  • 憑神のヒントとなった本と聞いて読んでみた。とても面白かった。

    前半はどこかの藩のお殿様の口述や幕府役人の口述など本人の話なので凄く面白く読めた。特に殿様(大名)のお風呂に入るときは小者と直接話してはいけないから「寒いなあ・・・」とか「熱いなあ」って独り言言わなきゃいけなかったとか、ご飯に鼠の糞が混じっていて、隠し切れず、でも誰かが責任を取って切腹しないように苦心する話とか。

    なかなか小説や時代劇では分からない当時の武家の生活を具体例を挙げて解説していて分かりやすかった。

  • 幕末の武家の方々の体験談や見聞きした実状を記録した本です。口語文が多し。
    澤太郎左衛門「幕府軍艦開陽丸の終始」が載っている。

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