情緒的自立の社会学 (世界思想ゼミナール)

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  • 世界思想社教学社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790712381

作品紹介・あらすじ

家族問題の多発化する背景には、人と人の関係のなかで生きる力の低下という状況がある。富裕化社会では「個の自立」が強調され、「関係性のなかでの自立」を後退させてきた。この現状を打破するための手がかりとして、「情緒的自立」を強く提唱するものである。

感想・レビュー・書評

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  • 自分自身、「自分の問題にこだわり続けることによって、他者との関係性を生きるという回路を放棄してしまっている(p101)」ように思う。情緒的自立なんて考えた事もなかった。あちこち読みにくいところはあったが、なんというか慈悲深さを感じる内容だった。

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著者プロフィール

(はたなか むねかず)関西福祉科学大学社会福祉学部社会福祉学科教授/大阪市立大学名誉教授。


「2004年 『社会病理学と臨床社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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