ママは躁うつ病 んでもって娘は統合失調症デス

  • 星和書店
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791108343

作品紹介・あらすじ

くすっと笑ってちょっとホロリ…、漫画で読む躁うつ病闘病記。心温まる、そしてためになる、主治医の解説。

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすく、面白い。

  • 完璧主義者ほどなりやすいと聞いたことがあるけど、ご本人も頑張りすぎたんだろうな。

    家庭崩壊してて娘さんが病んでしまったのも理解できる。(末っ子の話が全然ないのが気になるけど…)

    鬱は本人の生まれ持った気質もあるけど環境も重要とのこと。ご本人の環境が裕福な家に嫁いだけど昔気質の姑、待望されている男の子は授からなかった(娘たちはかわいがってもらえない)など必要以上に精神的に辛い思いをさせられている。

    絵は下手だし、話は時系列飛んでるけど本職の漫画家さんじゃないのでその辺は許容。だけど絵手紙教室で先生よりうまく描けたとか結構ポジティブに書いている。後で知ったのですがこれはこういう病気の特徴でもある自己の過大評価のようです。時には相手をこき下ろすことも。事細かに書かれているわけではないけど「先生より私の方が上手、先生はへたくそ」と暴言吐いたりしたのかな…と。そういう周囲が困惑することも時には平気でやってしまうと思うんですよね。

    幼い我が子の髪の毛掴んで暴れまわるシーンとかあっさり書かれていますが当事者だったらどれだけ怖いことか…。

    自分の精神的な病気を認識してどんな行動をしてきたのか理解して書き留めることができることってすごいことだと思う。

    しかし、最後の漫画家目指してるイケメンとの出会いって何?(笑)

  • よくあるエッセー漫画かと思ったら違っていた。かなり真面目な内容の闘病マンガが読みやすく描かれていてじっくりと読んでしまった。著者の家族への愛情が伝わってくる。

  • 当事者マンガ。躁鬱病のリアルな日常が描かれています。ママが躁鬱になったのは家庭のせい、娘が統合失調症になったのは母と家庭のせい。間違いなくそれは正しい。う~ん、正直な感想をいうと娘が可哀そうというか、親からの暴力は一生の傷になりえるものであるし、数々のエピソードを読んでも不運でしかたなかった。それでも産みの母を好きと言える彼女が好きだ。また、医師のコラムもあり、専門的な知識も載っており、躁鬱を知りたい時にはうってつけの本だ思う。ただ、自傷などの表現があるため、苦手なかたは気をつけてください。お勧め。

  • 漫画の表現力は正直稚拙なものですが、逆にそれが鬱の深刻さを十二分に表現しています
    ほぼ救いのない内容でいたたまれなくなりました

  • 10年に及ぶ闘病生活が、素朴に、正直に書かれていて、私は、作者の勇気に感動しました。主治医が書き添えてくださった説明も分かりやすかった。躁うつ病って何!?という実態を知るのに、また当事者の気持ちを知るのにいい本ではないかと思いました。

  • 読み終わったらしんどくなった…

  • 2019/1/16読了

  • うつのことばっかり話すから躁鬱に気づくのが遅くなるって、あるあるなんですね。退院から日常の生活に戻るのはしんどそうでした。
    頑固とゆうより、認めるって辛い作業なだと思います(自分もなかなかできないから)。

  • 時系列が前後するので、いまいちストーリーを掴めなかった。漫画なので、すぐ読めた。

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