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- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791618873
感想・レビュー・書評
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臨床心理学の基礎から歴史、問題への介入方法などがまとめられた入門書。発達臨床心理学や、心の異常をテーマにした異常心理学についても解説。心理療法も網羅してあってボリューム満載な一冊。
臨床心理士にカウンセリングを受けている自分からすると、そのイメージが強かった。しかし、臨床心理士が担う役割や活躍する場面は数多くあって、その幅広さに驚いた。また、カウンセリング、心理療法との違いも知らなかった。クライエントが読むより臨床心理学に興味がある人向けかも。
初版が2012年であり、2020年に9刷。売れている本だと思うのだけど、内容がアップデートされていないのは気になった。DSM-4の内容で解説されていたり、後にできた国家資格・公認心理師についても触れられず、今どこまで通用する知識なのかが定かではないのは素人には判別がつかず困るところ。
そこを差し引いても、全体像を理解したいという方にはいいとは思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示