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- Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791750870
作品紹介・あらすじ
20世紀を駆けぬける芸術のラディカリズムとして、ジャズの先端に孕まれたアヴァンギャルドは、さまざまな実験・解体・再生をかさね、つねに同時代の芸術に対し、鮮烈な挑発者でありつづけている。音楽の冒険者たちが到達した極点をたどり、その地平にジャズの新しい動向を予見。
感想・レビュー・書評
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著者の青土社からの二冊の本はいろいろな意味で思索の泉であり、行動の指針でさえあるかもしれない。したがってこれを古びさせてはいけないわけだが、それとはまた別の問題として、本書巻末の年表を継続紡いでゆく作業が果たしてjazzの世界に可能だろうか?いや、本書自体がすでにjazzを遥かに超えた次元の成果だとすれば、音楽に可能だろうか?と問うべきかもしれず、さらにそのために思想や社会のレベルを見渡すと人類の世界文化そのものが問われてしまうのかもしれない。果たしてそれに悲観的にならずにいられるだろうか?年表の発端から50年、空白期は20年である。
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