パラドクスだらけの生命 DNA分子から人間社会まで

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791765348

作品紹介・あらすじ

「利他的」でもあり「利己的」でもある親鳥の子育てやアリの捨て身攻撃、「リスク」でもあり「安全策」でもある水棲生物の陸上進出やDNAの突然変異…。生命活動のさまざまな場面で「逆説」が姿を見せるのは偶然ではない。それは生命が生命たりうる究極の原理なのだ。最先端のあらゆる領域を駆け巡り、大胆に生命の謎に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • サイエンス

  • ・大群をなすことと、捕食者が好ましい餌を特定しにくくなり、場当たり的な攻撃になる
    ・人類にとって毒である重金属を食べる細菌が存在する
    ・環境が悪くなると、いい加減なDNA修復が増えてリスクに備える

  • 読了メモ。A.ワグナー『パラドクスだらけの生命 DNA分子から人間社会まで』。生命活動において、様々な場面で現れるパラドクス。それはテンションにより保たれている。生命はパラドクスを受容し、その時々に選択すると著す。色々な事例が表れるので、現象への連想がしやすく、楽しく読める。
    「私は嘘つきである」とか、「A人がA人は全て嘘つきであるという」とか、「これはパイプではない、とコメントされているパイプの絵」とか。。。

  • 2010.04.11 日本経済新聞に紹介されました。

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