犬と人が出会うとき 異種協働のポリティクス

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791766666

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  • 犬と人が出会うとき――異種協働のポリティクス
    原題:When Species Meet
    著者:Donna J. Haraway
    訳者:高橋さきの
    定価:本体3600+税
    発売日:2013年5月
    ISBN:978-4-7917-6666-6

    〈共生〉を問いなおす おびただしい〈種〉の海に漂いさらされて生きてきたヒトという存在。われわれは異種 のなかでこそ息づき、いまだかつて単独で人間だったことはないのかもしれない。犬の みならず猫や鶏、想像上の生物まで、非言語コミュニケーションの現場をトレースし、 動物と人間の関係を圧倒的な知的離れ業で解き明かす冒険の書。
    http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=1890

    【簡易目次】
    第I部 私たちは、人間であったことなどない
    1 種と種が出会うとき
    2 価値を帯びた犬と生きた資本
    3 苦しみを分かち合う――実験動物と人間の道具的関係
    4 検証される生――純血種の犬の世界での愛と知の実践
    5 雑種犬のクローンを作製し、虎を救い出す――生命倫理の不安と豊豊饒という問題

    第II部 スポーツ記者の娘のノート
    6 健常なからだと伴侶種
    7 友として結ばれた種
    8 コンタクト・ゾーンでトレーニングする――アジリティーというスポーツでの権力、プレー、発明

    第III部 絡みあう種と種
    9 クリッターカム――自然文化の中の複眼
    10 チキン
    11 テクノ文化にあって伴侶種となること
    12 最後の食事――渋味ある消化不良

    謝辞
    訳者あとがき

    索引

  • 哲学
    動物

  • 具体的なコンパニオンアニマルとの関わりあいを記載し、それぞれの意味を考える図書。読みがいあり。

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著者プロフィール

1944年生まれ。コロラド州デンヴァー出身。1972年、イェール大学にて生物学の博士号を取得。ハワイ大学、ジョンズ・ホプキンス大学で教鞭をとり、1980年、カリフォルニア大学サンタクルーズ校人文科学部意識史課程教授に就任。文理融合型のフェミニズム理論を推進する。現在、同大学特別名誉教授。主な著書に『猿と女とサイボーグ』、『犬と人が出会うとき』(以上、青土社)、インタヴュー集『サイボーグ・ダイアローグズ』(水声社)、共著に『サイボーグ・フェミニズム』(水声社)がある。

「2013年 『伴侶種宣言 犬と人の「重要な他者性」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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