教育・権力・社会 ―ゆとり教育から入試改革問題まで―

著者 :
  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791772445

作品紹介・あらすじ

「ブラックバイト」の名付け親、「入試改革を考える会」代表の最新刊!
連日報道されている入試改革問題。教育をめぐる問題はいつも加熱してきた。この20年を射程に、世間を賑わした教育問題に、日本を代表する教育社会学者はその都度どのように応答してきたのか? 「ブラックバイト」の名付け親にして奨学金問題・入試改革問題の代表的運動家が、その「闘い」の跡を辿る。道徳、愛国心、歴史教科書等をめぐる「国家主義」と、就活、奨学金、民間試験、国立大学法人化等をめぐる「新自由主義」が台頭する教育に、果たして突破口はあるのか?

感想・レビュー・書評

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  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00607807

    迷走する入試改革問題の背後にひかえているのは、教育の、国家によるさらなる統制と、市場へのさらなる誘導である。ゆとり教育、教育基本法改定から、政権交代とその挫折、さらには奨学金問題までをいっきに総点検することで浮かび上がってくるのは、私たちが直視しなければならない〈教育の現代史〉である。
    (出版社HPより)

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著者プロフィール

中京大学国際教養学部教授。1967年神奈川県生まれ。専門は教育学・教育社会学。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。著書に『奨学金が日本を滅ぼす』(朝日新書、2017年)、『ブラックバイトに騙されるな!』(集英社、2016年)など。

「2017年 『ブラックバイト 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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