チベットの昔話

  • 青土社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791773718

作品紹介・あらすじ

ヒマラヤの雲が語り、小枝が囁き、雪が笑い、岩が叫ぶ。
人跡未踏、神秘感漂うヒマラヤ山脈の麓で、医師/宣教師の著者が100年以上も前にヒマラヤ山脈横断の放浪牧夫たちが囲む野営の焚火に向かい楽し気に語られた神秘的な昔話・民話を採集。女悪霊・妖怪・お金持ちになる法・王女獲得噺・弱い者の逆襲。そしてトラ、オオカミ、カエル、ウサギたちの気まま放題。雄大なヒマラヤ山脈下に知と悪知恵交錯し、異彩放つバラエティ・ドラマ。

感想・レビュー・書評

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  • 2021.10.6.wed. 図書館という迷宮へ。|kaoru nohara|note
    https://note.com/shingetsusun74/n/n162c11d7e794

    青土社 ||神話/民俗/伝説:チベットの昔話
    http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3553

  • チベットの様々な昔話が収録されている一冊。
    あっさりとした語り口で結構奇想天外な事が起きるので、読んでいて「えっ!えっ!?」と心揺さぶられます。
    田中貢太郎の怖い話シリーズを読むような、あっさりした中に味わいある、出来事を淡々と綴っていく昔話たち。

    話が始まる前に短く、チベットの教訓、的なのが差し込まれるんですが、それも深かったり「ん!?」てなるのがあったり。いつまでも噛んでられるスルメみたいなお話たちでした。
    中には落語で見たような型のお話もあり、時代を越え、国を越えて伝わる物語の生命のようなものに触れられる一冊。

  • ヒマラヤの雲が舞い氷雪が囁き、岩が吠えるー。
    この帯に魅せられて書店で即購入した。
    内容はザ・昔話。
    しかし、一篇一篇じっくりと読んでみるとその一篇に教訓が秘められていた。
    子供から大人まで幅広い世代で楽しめる一冊。

  • 登録番号:1027287、請求記号:388.229/Sh14

  • 遥か昔は、人も動物もすべての言語を解していた…っていう決まり?定説?なんだな、チベットって…素敵だね…

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