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- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791774562
作品紹介・あらすじ
「芸は一流、人気は二流、ギャラは三流、恵まれない天才、上岡龍太郎です」
ラジオ、漫談、上岡流講談、演劇、テレビ……上岡龍太郎の〈芸〉とはいったいなんだったのか。上岡龍太郎自身をはじめ現場関係者の証言から描きだす一代かぎりの話芸の真髄。上岡龍太郎が畏敬した西條凡児、桂米朝についてのインタビューを新たに再録した決定版。上岡龍太郎氏による「ご挨拶」収録。上岡流講談「ロミオとジュリエット」音源QRコード付き。
感想・レビュー・書評
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5月にお亡くなりになった上岡龍太郎さんのラジオ、漫談、講談、劇団、独演会、テレビでの芸がまとめられています。「歌って笑ってドンドコドン」に至るまでの話や「ノックは無用!」での上岡さんの司会取り回しに関する話など、20年以上前に楽しませていただいたことの背景や上岡さんの話芸を改めて知ることができました。引退されたのは20年以上前ですが、当時でも今でも楽しむことができました。当時、10代だったこともあり、上岡さんの独演会に一度も行かなかったことが悔やまれますね。無理してでも一度は行けば良かったと思って読んでいました。上岡さんの講談の口演速記が掲載されているのも貴重だと思います。上岡さんのしゃべりを思い浮かべながら読みましたが、やはり生で聴きたかったですね。お亡くなりになられたことが残念ですが、2000年で引退なさったのが上岡さんなりの価値観なのだと、改めて思い直しました。
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