近世北日本の生活世界: 北に向かう人々

著者 :
  • 清文堂出版
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 4
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784792410612

作品紹介・あらすじ

松前は「蝦夷地」ではなく、「北奥州松前」という呼び方が示すように、奥州の一部という感覚であった。本書は、北東北(とくに津軽・南部)および松前・蝦夷地に住む民衆的な人々の生活世界に目を向け、その様相をいろいろな角度から明らかにする論考を収録する。生活民俗史的領域へ大きく踏み込み描かれる、北に向かう民衆のリアルな姿は、あらたな民衆史といえる。

著者プロフィール

宮城学院女子大学名誉教授。
1950年青森県生まれ。1980年立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、一関市博物館館長、東北芸術工科大学客員教授。著書『アイヌと松前の政治文化論―境界と民族―』(校倉書房、2013年)、『義経伝説の近世的展開―その批判的検討―』(サッポロ堂書店、2016年)、『近世北日本の生活世界―北に向かう人々―』(清文堂出版、2016年)、『非常非命の歴史学―東北大飢饉再考―』(校倉書房、2017年)、『道南・北東北の生活世界―菅江真澄を「案内」として―』(清文堂出版、2020年)など。編著『地方史・民衆史の継承―林史学から受け継ぐ―』(芙蓉書房出版、2013年)など。

「2022年 『戊辰戦争と東北・道南』 で使われていた紹介文から引用しています。」

菊池勇夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×