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- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784792605438
感想・レビュー・書評
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品のない、決めつけで主に、保守の方面を罵倒して何も生まない左翼系文化人の方々を、劣化左翼と呼ぶ。
日本において左翼とかリベラルという言葉の定義はかなり難しい気はするが、マルクス・レーニン主義の残り香りに縋る方面をそう呼んでいいのかな。
もちろん日本においては、その臭い大元は、日本共産党である。
本書は、本場ソ連の共産主義から、日本共産党の歴史を踏まえて、劣化左翼に至る唯物史観的発展を説いているように思える。
マルクス的共産主義が、劣化するのは、科学的必然なのである。
そうとしか読めない。
教条主義、二項対立、レッテル貼り、全ては理想に向かう過程であって、反省はない。
さらに。
なんつか。
裕福になってしまって、活動のよって立つところを失ってしまった机上の理想家は、言いっぱなしで反省もなければ、謝罪もない。
多分ついでに、言ったことも覚えてない。
そういう「劣化左翼」の方が生きていけているのは、「資本主義」と「自由社会」であることを忘れてやしませんかね。
そんな感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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