ある映画の物語

  • 草思社
4.60
  • (4)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794202482

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  原作も映画本編も良かったけど、この本が面白すぎてむしろこの本だけでもみんな読んでほしい。

  • とても面白かった。
    面白さのあまり、読んでいる最中に、思いがけない人がリツイートされていた映画のエキストラ募集に申し込み、体験してしまったくらい。人(私)って何がきっかけで何をするかわからんなぁと思う。

    これは「華氏451」を見ながら読んだら、もっと面白いと思って、YouTubeで見られないか、アマゾンプライムで見られないかと思ったがダメだった。レルタルショップに行けばいいのだが。

    訳者の山田宏一さんは「トリュフォーにとっては失敗作の部類に入るもの」とおっしゃってるが、私は好きな映画だ。何年前に見たか忘れたが、いろいろなシーンが印象に残っている。特に、書物人間の森のシーンは忘れられない。今まで見たどの映画よりも美しい、と言ったら言い過ぎか。

    その映画の撮影日記が、でもここまで面白いとは思わなかった。こんなに人間臭く葛藤されてるのかと、映画監督の立場になってものを考えたことがなかったので、本当に面白かった。

    図書館の書庫から取り出してもらった本だが、手元に欲しいなぁ。

  • 映画制作において絶対的な神である監督の心の内を赤裸々に印した映画(華氏451)監督日記。 突然炎のごとくで、スターにしてやったオスカー・ウェルナーとの変節による確執等。

  • 華氏451撮影日記。トリュフォーが好きです。「小さな恋のメロディ」のM.レスターがこの映画に出ているというので、必死で見ました。一瞬でした。カメラテストだったそうです。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

フランソワ・トリュフォー(François Truffaut)
1932年、パリに生まれる。1984年、ガンのため死去。映画評論家を経て映画監督に。映画作品に『大人は判ってくれない』『突然炎のごとく』『恋のエチュード』『終電車』『隣の女』『日曜日が待ち遠しい!』など。著作に『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』『子供たちの時間』『ある映画の物語』など。

「2020年 『文庫 ある映画の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

フランソワ・トリュフォーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×