- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794204622
感想・レビュー・書評
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よく日本語は奥深いなんて言葉を耳にするけれど、自分の今のボキャブラリー、使っている言葉はこの世に存在する日本の言葉の中のほんの一部でしかないのかもしれないそんな気持ちになった
言葉の解釈は人それぞれで確固たる正解はあるのかもしれないけれどないのかもしれない、一つの言葉にも人の数だけ解釈があるとしたら言葉の奥深さというものはどれだけ深いことだろう
まだまだ自分には知り得ない言葉や意味、解釈があるのだと感じて日本語に、特に古い言葉にもっと触れてみたくなった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2冊目の読書ノート 1993/9/5~2005/4/30に記載
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著者は大正生まれの新橋の芸妓さんで、後にアメリカで生活されたそうです。これがなんとも小粋で、お洒落な言い回しの素敵な一冊。
まえがきでも触れられているように、この本に出てくる言葉を無理に使う必要はないのかもしれません。ただ、知っておくのはとても大切な事で、それだけでも感情が豊かになります。言葉は常に変化し続ける物で、使われなくなり消えてしまうものが出るのは自然の成り行きとはいえ、だからといって昔は誰もが持っていた豊かな心ばえや奥ゆかしさまで失ってしまうのは、それこそ野暮というものです。 -
知っておいて損はないけれど、知らないと損ですよ。