- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794207203
作品紹介・あらすじ
私たちはパターンの織りなす宇宙に住む。惑星はきちんと軌道をめぐり、ヒョウはいつも斑点の模様だ。さらに、でたらめでとらえどころがないと思われていた現象にも、複雑な秘められたパターンが見いだされつつある。この世界には一体、どんな法則が隠されているのか。カオス理論から複雑系の科学まで世界の謎をとく鍵を示し、自然認識の変革をせまる。
感想・レビュー・書評
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自然の中には、様々な美しい数学的パターンが隠されているとして、カオス理論、複雑系理論までを説いています。自然が今までとは違った眼で見えるようになる本です。
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タイトルからはわかりにくいが、複雑系科学の本。その中でもカオスについての話題が多かった。かといってガッチガチ専門的な内容ではないので、複雑に関するだいたいの枠組みがわかっていれば読めると思う。その他、細かい法則などでわからない部分があっても、とりあえず白目になってスルーしたらOK。(というか、とりあえず私はそうしました…汗)
逐一立ち止まるよりも、読み進めた方が面白い本だと思う。意外と爽やかで、楽しめる雰囲気だった。
読んでみて、著者のファンになってしまったので、新しく本を購入した。(『数学で生命の謎を解く』)
また、ブルーバックスでも著者による現代数学入門書の翻訳が出ているみたいなので、白目になっちまった部分を補填するのも良いかもしれないなぁ。 -
思っていたのと少し違ったためパラパラと読んで終りにした
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たぶんかなり高レベルな現代数学の話を一般にわからせようという名著。この著者は本当に話がうまいし頭がいいなぁ・・
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自然の中の代数。もっと専門的な題材に深まっても頑張って付いていくのに。
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ちょっと想像とは違った本だったけど、それなりには楽しめた。複雑系やカオス理論といったとっつきにくい科学を分かりやすく説明してくれる良書だとは思う。数学的な記述に頼らず分かりやすい言葉で説明してくれるので文系の人でも読めるんじゃないかと。ただ、著者が何を言いたかったのかが全く分からなかった。
それから訳がイマイチ。もう少し分かりやすい訳なら理解が深まっただろうし、この訳のせいで理解できてなかった部分もかなりあるんじゃないかな。
つーか、この訳って文学的というかちょっと難しい単語や難解な言い回しが多いので、むしろ文系の人の方が取っ付きやすいのかもしれない。。。それって数学啓蒙書としてはアリなのかな???