動かないで

  • 草思社
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本棚登録 : 31
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794212252

作品紹介・あらすじ

外科医ティモーテオの愛娘、アンジェラが交通事故に遭い、彼が勤める病院に運び込まれる。意識不明の娘の枕許で彼が語りだしたのは、ひとりの女の話だった。惨めでみすぼらしい、彼が唯一愛した女の話-。イタリアをはじめヨーロッパ各国でベストセラーとなり、2002年、イタリア文学界の最高峰、ストレーガ賞を受賞した話題作。

感想・レビュー・書評

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  • すごい物語だ
    翻訳は多少の読みにくさはあるが、それでも物語の大筋を追う分には十分
    出会いや環境は人それぞれあれど、本当に愛した人のことってずっと覚えてるんだよね
    主人公は立場とか世間体とか色々あってイタリアのことを粗末にしたこともあったけど、結局は彼女を誰よりも愛していた
    人を愛するって何だろう?っていう永遠のテーマに一つの答えを示しているような作品だった

  • 障害が大きいから本物の愛だと感じてしまうだけじゃないのか?
    結局は男が純愛だと思い込んで女を振り回してるだけじゃないの。

    作者は女で男の心理を描いている。
    異性の思考を細かく表現してはいるけど、
    生身の人間にどこまで近づけてるんだろうか。

    小説で書かれる人間の心はどこまでフィクションなんだろ。

    そんなことばかり気になる。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    外科医ティモーテオの愛娘、アンジェラが交通事故に遭い、彼が勤める病院に運び込まれる。
    意識不明の娘の枕許で彼が語りだしたのは、ひとりの女の話だった。
    惨めでみすぼらしい、彼が唯一愛した女の話―。

    イタリアをはじめヨーロッパ各国でベストセラーとなり、2002年、イタリア文学界の最高峰、ストレーガ賞を受賞した話題作。

  • ながくてよみおわらない

  • イタリアの本だがスペインの香りがする。

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