つるつるスロープ (世にも不幸なできごと 10)

  • 草思社
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本棚登録 : 81
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794214805

感想・レビュー・書評

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  • <A Series of Unfortunate Events #10 : THE SLIPPERY SLOPE>
      
    挿画/北砂ヒツシ
    装丁者/原真澄

  • おもしろーい!

  • サニーメインの話。
    赤子とは思えないな、賢すぎ。


    死んだと思っていた3つ子の1人、クィグリー。
    彼が事件唯一の生存者ということ。
    クィグリーとヴァイオレットいい感じだったよね。あれ、ダンカンは?乗り換え早くない??


    ボランティア消防署。
    分裂とは。
    誰が、味方で、誰が裏切りものか。

  • サニーも成長してきたねー。もう姉さんたちよりしっかりしているよ。サニーは足でまといじゃない!

  • 帯にもあるように、赤ん坊サニーが大活躍!
    もう赤ん坊とは呼ばせないような勢いです。すごい!

    死んだと思ってた「あの人」が登場!?この後の展開に目が離せません。

    謎が解決されていってるようで、むしろどんどん深まってミステリアスになってるような?
    ボランティアってどんな団体?ボードレール三姉弟妹の両親は?オラフ伯爵の過去は?分裂?後見人たちとV.F.Dはどんな関係?砂糖壺?ベアトリスって?…つーか、そもそもレモニー・スニケットって何者よ!?

    はてなばっかり!!続きがとても気になります(@_@;)

  • なんでこんな大きい字を今更読んでいるのかというと映画が見たかったのに見れなかったからです。
    で、借りたときは本気の小さい子用の本で、一気に8冊借りてどうするのこれ?という気持ちだったのですがこれが意外も意外。ちょっとバカにできませんよ。
    おもしろいんですよ!
    これはタイトル通りに不幸の連続なんですが、出てくる大人が粒ぞろいのアホ揃いなのと比べて主人公のちびっ子たちが健全に健気でまっとうなのです。
    ここがハリポタとの大違いな点ですね。ほんとにいい子達なんですよ~。
    不幸といえば不幸なんですけど陰惨にならないのはここが大きいと思います。
    私は普段は体力派よりは知性派の方が断然好みなのですが、この3姉弟妹の中で一番のお気に入りは予想外に体力派・末っ子でよちよち歩けるようになったばかりの赤ちゃんサニーです。
    かわいいの!!
    よーく、よーーーく考えてみると、姉弟を助けるためにサーベルを持つ敵を自慢の歯で撃退したり(赤ちゃんですが)、姉弟を助けるために切り立つ壁を自慢の歯でよじ登ったり(繰り返しますが赤ちゃんなんですが)、毎回あわや危機一髪!というときに大活躍する立派な前歯……まあ平たくいうと出っ歯ですね……そんな出っ歯な赤ちゃんなんかビジュアルとしては非常にかわいげに欠けるのでしょうが、そして実に言動(赤ちゃん語ですけど)もしっかりしている(それもツッコミ派)のでますますもってかわいげには欠けるものなのでしょうが、こんなサニーがほんとにかわいいんですよー!!
    「ひとかたまりのパンと同じ大きさ」のサニーの一言一句から目が離せません。登場するたびに胸がキュン☆とするほどです。
    そんなサニーが今回は大活躍。オラフ伯爵一味に捕まりテントを張らされ(赤ちゃん…)、食事の用意一切を任される専属コックとなり(…)、そしてスパイとして一味の秘密を探ります。
    ああもうかわいい!かわいい!!
    文章も、こういうインチキクサい(笑)のは私は大好きなのですが、訳もとてもうまいと思います。
    細部まで気が抜けない作りになっているのですが、私は何度も気を抜いて失敗してます(笑)。もう一回最初から読みたいなー。

  • 最後のオチが…!!

  • ボードレール三きょうだいの強く賢く成長した姿が、顕著に出ていた巻だと思います。特に、サニーには敬服です。生存者がいて嬉しい。あと残すところ三巻…。VFDのヒミツを早く知りたいものです。

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著者プロフィール

アメリカの作家、脚本家。本名はダニエル・ハンドラー。レモニー・スニケットの名前で発表した「世にも不幸なできごと」シリーズで知られる。この作品は映画化もされた。ほかに『くらやみ こわいよ』など。

「2019年 『イライラくんと こえだちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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