もう一度会いたい―思い出の人、さがします

著者 :
  • 草思社
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本棚登録 : 16
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794216083

作品紹介・あらすじ

誤解したまま別れてしまったあの人、あの時、伝えられなかった想い、行方のわからない恩人、今ようやくわかったあの日の出来事の意味…誰にでも人生に心残りがある。できるなら、この世で想いを果たしたい。そんな願いに応える会社が大阪にある。その名も「初恋の人探します社」。人々の想いに寄り添う調査の判明率は95%。NHKドキュメントにも取り上げられた探偵事務所の女性社長が追想する、心あたたまる真実の探偵物語。

感想・レビュー・書評

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  • 色々な思いを抱えたまま、別れてしまった人を、思いに寄り添いながら探し出す探偵事務所「初恋の人捜します社」の追憶。どれも心温まるエピソードの中、自身の身内を襲った不幸も絡み、二重螺旋で引き込まれました。いつか頼んでみたいな、初恋の人か。

  • 筆者の家族の話がメインすぎて
    肝心の人探しエピソードがしょぼい。
    具体的にすることとかもっと知りたかった。
    父と弟が良い人だったことは
    読みたいテーマではない。

  • 最近のノンフィクションでは秀逸でした。
    こんな夢のような仕事があるのかと思った。
    苦労を乗り越えてきた女性らしい視点で身内も他人も
    シャープに捉えている。目的地につくまでの飛行機の中ですうっと読んでしまった。
    いわく『この世で受けた恩はこの世で返す』
    どんな人間ともマイナスの感情のまま別れてしまうのは
    もったいないというスタンスは共感でき
    早速現地での仕事に生かさせて頂いた。

  • 探偵社とは無縁の人生を送りたいけれど、本当に困ったことが起きたときはこんな探偵社に頼みたいと思いました。

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著者プロフィール

昭和32年(1957年)、東京都品川区にて田中角栄と佐藤昭の娘として生まれる(認知されていないため、戸籍上の父は別にいる)。慶應義塾大学2年時退学。文藝春秋2011年11月号で公表した「田中角栄の恋文」が、第73回文藝春秋読者賞を受賞した。

「2014年 『昭 田中角栄と生きた女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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