新装版 桂離宮 日本建築の美しさの秘密 (日本人はどのように建造物をつくってきたか)

著者 :
  • 草思社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794218759

作品紹介・あらすじ

建物の細部から造営過程、美しさの秘密をイラストレーションで紹介した初めての本。昭和の大修理(昭和51‐57年)の当時、調査と修理工事にたずさわった学者がイラストレーターとともに桂離宮をすみずみまで解剖、いつ、だれが、何の目的で建てたのかを解明し、同時に、技法の実際や建造の過程をわかりやすく再現した。

感想・レビュー・書評

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  • 『本の紹介』
    「昭和の大修理」に携わった著者が、建物の細部、造営過程、美しさの秘密を解き明かす。
    日本建築の伝統的な技法を知る格好の手引きとなる。

    『司書日記』
    ☆2013.2.14 木曜日
    今日は木曜日。一日中図書室出入りがありました。
    1時間目から6時間目までは音楽の授業の図書室組が出たり入ったりで、練習や本番後の読書などなど。(本番の発表、聴きに行かせて頂きました。今日は半分が発表で、残りの半分は来週発表です)
    そして、本来なら休みに入っている3年生も十人程来館。
    今日はバレンタインということで、その3年生や在校生から、ありがたいことに司書もチョコレートやクッキーなどいただきました。
    9人からいただきました。
    手作りの可愛いチョコレートやクッキーが、可愛い袋にラッピングされている、今どきの友チョコです。
    お返し7個くらいでいいか、と7個用意していたのですが足りません。彼女たちは見せ合います。
    「Mちゃんにあげてた可愛いの」と言われ、「ごめん。また用意してくるし。ごめん。お返しなくなったの。ごめん。持ってくるし」と謝りましたが、多い目に用意しておくべきでした。
    大失敗です。

  • 著者が昭和の大修理に携わった方なので、
    単純な紹介にとどまらず細部に渡って図解も込みで
    丁寧な説明がなされており、素晴らしい内容。

    桂離宮自体は一度行ったことがあり
    美しく気持ちの良い場所だった。
    この内容を踏まえてまた行ってみたい。

  •  
    ── 斎藤 英俊/穂積 和夫・画《桂離宮 日本建築の美しさの秘密 ~
    日本人はどのように建造物をつくってきたか 199308‥-20120121 草思社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4794218753
       
     Ex libris Web Library;穂積 和夫/斎藤 英俊
    《桂離宮 ~ その美しさの秘密を語る 20160709 京都府庁旧本館2F正庁》
    https://kyotokenchiku.ac.jp/wp-content/uploads/2016/06/8edb666e5874ad4dab7af0c148f47576-680x900.jpg
     
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20190101
     年末年始 ~ 離宮の円窓 ~
     
    (20190102)
     

  • あまり桂離宮そのものに興味があったわけではなく、日本建築の一例として眺めてみた。

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著者プロフィール

斎藤 英俊(さとう・ひでとし)
1946年鹿児島県生まれ。東京工業大学建築学科卒、同大学院博士課程修了。工学博士。一級建築士。文化庁文化財保護部建造物課から宮内庁京都事務所に出向し、桂離宮御殿群の修理工事(昭和の大修理)にたずさわる。文化庁主任文化財調査官、東京芸術大学大学院教授、東京文化財研究所国際文化財保存修復協力センター長、筑波大学大学院教授を経て、京都女子大学教授。中世・近世の住宅建築史、文化財保存学を研究分野とする。著書に『日本美術全集19近世宮廷の美術』(学習研究社)、『名宝日本の美術21桂離宮』(小学館)、『桂離宮御殿整備記録』(全4冊、宮内庁)ほか多数。

「2012年 『新装版 桂離宮 日本建築の美しさの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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