俳句開眼100の名言

著者 : ひらのこぼ

• 草思社 (2012年11月26日発売)

作品紹介・あらすじ

俳句入門書100冊から導き出した俳句上達のための100の名言・ヒント。「なるほど」とうなずける達人たちの言葉で、たちまち俳句がうまくなる。

感想・レビュー・書評

[ちょこ兵士さんの感想 · 2023年12月23日]

さすが阪大理系。
よくこれだけ分類できるなあ。
それだけですごい。

100人の著者の言葉がきれいに25個ずつ「基本を習得する」「表現力を磨く」「トレーニング法」「マンネリを脱出する」という四つのテーマに分けられて紹介されている。
内容そのものも面白いし、紹介されている俳句も参考になるし、次に読んでみたい本も見つかる。

私のような超初心者にはうってつけの本だと感じました。

[Ｃｙｍｂｅｌｉｎｅさんの感想 · 2020年4月5日]

原本に当たる前なる索引として使ふべし歩留まり低く

[真田小僧さんの感想 · 2015年11月13日]

選ばれた俳句がよいぞ。
いろいろな見方が実に良くまとまっていて、何度読んでも良いぞ。よいぞよいぞ。

あやまちはくりかへします秋の暮＞三橋俊雄

春眠を孫にふんずけられており＞小沢昭一

すみませんガラガラ蛇が通ります＞久場征子

著者プロフィール

ひらのこぼ
昭和23年京都生まれ。大阪大学工学部卒業。汽船会社設計部を経て、昭和48年広告会社にコピーライターとして入社。奈良市在住。平成10年銀化（中原道夫主宰）に入会。著書『俳句がうまくなる100の発想法』『俳句開眼100の名言』（いずれも草思社）など、機知にあふれた俳句実用書が好評を博している。

「2021年 『文庫　１ランクアップのための俳句特訓塾』 で使われていた紹介文から引用しています。」