「日本の朝鮮統治」を検証する1910-1945

著者 : ジョージ・アキタ ブランドン・パーマー 塩谷紘

• 草思社 (2013年8月23日発売)

感想・レビュー・書評

[こひろさんの感想 · 2014年3月19日]

客観的に、欧米の植民地支配と比較しながら、日本の朝鮮統治を評価すれば、こうなるのだろう。
米中韓による虐待史観が浸透した世界世論を修正するのは容易ではない。
韓国国内にも民族派だけではない修正派の歴史学者がいるというのは、一抹の希望ではあるが。

[tsutomu1958さんの感想 · 2013年12月13日]

民族史観派によるナショナリズムに偏した日本の朝鮮統治の評価への異議申し立ての書であるのだが、一つの事実であっても様々な解釈が成り立つが、そこに往々にして自己に都合の良いように資料の捏造・嘘・隠蔽が紛れ込んでくる。 歴史を語るのは語られる国以外の第三者による方が説得力があるように思えるのだが、いかがなものであろうか。

[学生選書@武蔵野大学図書館さんの感想 · 2013年12月6日]

OPACへ ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=9000920198

著者プロフィール

1926年生まれ。ハワイ大学マノア校名誉教授。専門は近代日本政治史。

「2017年 『文庫　「日本の朝鮮統治」を検証する1910-1945』 で使われていた紹介文から引用しています。」