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- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794220974
作品紹介・あらすじ
昭和二十年から七〇年。いまなお続く敗戦の傷跡とはどのようなものだったのか。
本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日誌にいたる膨大な資料を縦横に
駆使して、昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた壮大なノン
フィクションである。著者急逝により未完に終わった(第十四巻執筆の途中で急
逝)が、すでに刊行時から、丸谷才一氏、井上ひさし氏、立花隆氏はじめ多くの
識者から高く評価されてきた。今回、待望の文庫化によってシリーズ全巻を刊行。
三菱の名古屋の航空機工場への空襲と工場疎開、豪雪に苦しめられる東北の
石炭輸送、本土決戦への陸軍の会議、社会各層で徐々に忍びよる崩壊の兆しを描く。
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