コロナと風俗嬢

著者 :
  • 草思社
3.55
  • (1)
  • (5)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794225467

作品紹介・あらすじ

未曾有の災禍、新型コロナウイルス――。
超濃厚接触を生業にした女性たちの戦いの記録!

新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、
「感染ルート」として指弾されたのが日本各地の繁華街、
そして風俗業界だった。
職と当座のお金を求める弱者の最終セーフティネットという側面もある
風俗の世界に生きる人々は、かつてない危機とどう向き合ったのか。
吉原、鶯谷、ススキノ、伊香保温泉、梅田、飛田新地、天王新地をめぐり、
ソープ嬢やデリヘル嬢、風俗店経営者、スカウトマンたちの「いま」に迫る
コロナ禍2年のドキュメント。

〈この混沌を最も力強く泳ぎ切ろうとしているのは、
端から誰の助けも頼らず、自分の知恵と体だけを武器に
世の中を渡ってきた風俗嬢たちなのではないだろうか。〉
(本書より)


第1章 コロナとデリヘル女性経営者
第2章 吉原の陰影
第3章 クラスター発祥地、ススキノの夜
第4章 伊香保温泉とタイ人娼婦
第5章 天王新地の娼婦と梅田のたちんぼ

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • コロナが落ち着いたというか、慣れたというか、こんな時に、風俗もコロナで大変っていう本を読む意味ある?って思うけど、夜の街の変遷なども書かれているし、いろんな人が出てくるので興味深い。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1972年神奈川県横浜市生まれ。ノンフィクションライター。写真週刊誌カメラマンを経てフリーランスに。『マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅』で第19回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。著書に『黄金町マリア――横浜黄金町 路上の娼婦たち』(亜紀書房)『花電車芸人』『娼婦たちは見た』(KADOKAWA新書)『日本殺人巡礼』 『青線 売春の記憶を刻む旅』(集英社文庫)(亜紀書房)などがある。

「2022年 『裏横浜 グレーな世界とその痕跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

八木澤高明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×