北欧のエネルギーデモクラシー

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  • 新評論
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794804778

作品紹介・あらすじ

ついに、バルセベック原発が閉鎖された。その背景にあるスウェーデンとデンマークが辿ってきたエネルギー政策と市民の関わりを眺めていくと、「地球温暖化防止」という名目で原発20基増設を上から押しつける日本政府とは対極にある、自由で環境保全的なエネルギー分権型社会を実現してきた北欧社会の姿が浮かび上がってくる…。

感想・レビュー・書評

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  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/195856

  • 4,5年前に読んだ時は、価値がよく分からなかったが、
    今読むと、胸に迫るものがある。

    飯田氏がどのような仮説に基づいて行動しているのか、
    その原型となる考え方がどのようにして形成されたのか、
    この本を読むとよく分かる。

    また、自分自身をステップアップさせるためのヒントにも満ちている。

  • デンマークのエネルギー政策の変遷について学ぶために読んだ。

    難しかったが、経緯が詳しく書かれていて良かった。

  • 書いてあることの半分もわからなかったけど、日本も北欧を見習って自然エネルギーを推し進めていかなくてはいけないなと感じた

  • 環境問題は民主主義と関連が深いかもしれない, 2004/7/30


    デンマークでの風力発電普及の理由、スウェーデンが原発を廃止する理由、そこには非常に紆余曲折がある。しかし、それを乗り越え、現在に至った理由が良くわかります。そこには何か新しい民主主義のあり方を感じました。エネルギーだけでなく、今世の中に何が必要かがわかると思います

  • 図書館で借りた本。
    近々買う予定。
    北欧(特にスウェーデンとデンマーク)のエネルギーに関する取り組みがまとめてある。
    最も衝撃的だったのが、原発撤廃の国民投票と、地域熱供給の普及。
    詳しくはブログにまとめた。
    http://d.hatena.ne.jp/hsksyusk/20051225/1135481861

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著者プロフィール

(いいだ てつや)文学博士/立命館大学名誉教授。

「2022年 『アースヒストリー(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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