日本の異国: 在日外国人の知られざる日常

著者 :
  • 晶文社
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794970916

感想・レビュー・書評

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  • 2023/11/11

  • 移民のコミュニティがどう形成されるのか、面白い内容だった。

  • ・日本にある外国人コミュニティの中の人に取材して書かれた本。
    ・日本は外国人の手を借りなければ社会が回らなくなってきているので、外国人がどんな人なのか知ることが大事。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/628769

  • 在日外国人の生活に興味を惹かれて手に取った本。関東圏の状況を中心に書かれており、予想できていた内容から新たな気付きまであり概ね満足。所々、著者の意見による現状認識であったり、文体がフランク過ぎると感じることはあったが、ルポルタージュというジャンルの範囲内だと思う。

  • ●となりの異国――地域に根付いたコミュニティ
    1:竹ノ塚――魅惑の癒しスポット、リトル・マニラ
    2:埼玉県八潮市――ヤシオスタン
    3:代々木上原――東京ジャーミイ
    4:西葛西――「リトル・インディア」の父、インド
    5:高田馬場――難民たちがつくった「リトル・ヤンゴン」、ミャンマー

    ●まだまだ知らない、日本の「異国」
    6:池袋――誰も知らない独立のシンボル、バングラデシュ
    7:練馬――光が丘の春祭り、モンゴル
    8:神奈川県大和市――定住した難民たち、ベトナム・カンボジア・ラオス
    9:茗荷谷――寺院でいただく「ランガル」の味、インド・シーク教徒
    10:八王子・千葉県成田市――日本の暮しの「拠り所」、タイ寺院

    ●これからの「異国」と諸問題
    11:静岡県御殿場市――絶賛拡大中の新しいコミュニティ、中国
    12:埼玉県蕨市――難民たちが肩を寄せ合う、クルド
    13:埼玉県川口市――「多文化共生」の最前線
    14:新大久保――ここに「未来の日本」はあるか

  • 334-M
    閲覧

  • 取材自体はまとも。なのに、4ページに1回くらいの頻度で、著者による無駄な合いの手(発言)が挟まれているので、わたくし的には健康に悪い読書だった。むろん、読みやすさ・軽い文体を意識しすぎたゆえの副産物だと思う。

  • コロナの、ほんとにちょっと前。ここからどう変わっているのだろうか。自分に近しい土地の記載から見ると、結構正確だろうなと思いながら読む。

  • 日本の各地に広がる外国人コミュニティを取材。
    国、民族、歴史が入り混ざる。

    関東中心の取材だが、昔から住み着いている外国人、ニューカマー、それぞれの歴史や現在の暮らしなど、ただ住んでいるだけではなかなか知り得ない情報もあり、楽しく読めた。
    海外に行けない中、せっかく関東に住んでいるんだから、海外の雰囲気を味わいに訪れてみたいな。本格派の現地料理食べたい。

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著者プロフィール

フリーライター。1974年生まれ。週刊誌記者を経てタイに移住。現地発の日本語情報誌でデスクを務め,10年にわたりタイおよび周辺国を取材する。2014年に帰国したあとはアジア専門のライター,編集者として活動。「日本に生きるアジア人」「アジアに生きる日本人」をテーマとしている。
〔主要著書〕
『ルポ 新大久保:移民最前線都市を歩く』辰巳出版,2020年
『日本の異国:在日外国人の知られざる日常』晶文社,2019年
『バンコクドリーム:「Gダイアリー」編集部青春記』イースト・プレス,2019年
『おとなの青春旅行』(下川裕治との共編)講談社,2018年

「2021年 『ルポ コロナ禍の移民たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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