- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794971883
作品紹介・あらすじ
なぜ、下駄を履くと「前向き」に歩けるのか?
本来の身体感覚とそこから派生する文化へ立ち戻らんとする「先祖返り現象」とは。
明治維新以降失われつつある日本人の持つ身体‐文化をより普遍的な人間の姿から読み解く。
現代人の持つ、「漠然とした不安」の原因とは何か。
山伏修行者でもあり、「マレビト(異人、稀人)」として
長年日本人を見てきた「客観」の写真家、エバレット・ブラウンと、
現在・現代に対しさまざまな問題を感じ探究している
「主観」の日本人、エンゾ・早川。
両者の実感と経験が鍔迫り合う、電光石火の対談録。
感想・レビュー・書評
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身体の「部位」を
考えどころに
異色のお二人が 語り明かした
一冊
お二人ともに
(私にとって)初めての方なので
お二人の「思想」に触れるまで
少し時間がかかったような気がする
なぁるほど
と 思うところもあり
ん…
と 思うところもあり
それでも 最後まで
お二人のお話に着き合わせてもらった
それにしても
晶文社さんは
なかなか奇天烈なものを
出してくれます
そこが また
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精神論なのか、文化論なのか
民俗学的な話なのか。
ひっくるめたような対談集でした。
足、手、背といったパーツにわけて
じっくり語り合っているのが
おもしろかったです。
個人的には、私「かかとから着地歩き」が
どうしても体得できなくて
不器用だなぁと感じていたのですが
「つま先から着地歩き」が
下駄履きの歩き方だと知って安心。
別にそれでもいいんだ〜(^o^) -
考え方がだいぶ傾いているおふたりの対談
読み手の受け取り方次第では…と言った感想
万人受けはしない
個人的にはツボったので
人生の教科書として見返したいと思った