先祖返りの国へ 日本の身体‐文化を読み解く

  • 晶文社
3.27
  • (0)
  • (4)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 64
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794971883

作品紹介・あらすじ

なぜ、下駄を履くと「前向き」に歩けるのか?

本来の身体感覚とそこから派生する文化へ立ち戻らんとする「先祖返り現象」とは。
明治維新以降失われつつある日本人の持つ身体‐文化をより普遍的な人間の姿から読み解く。

現代人の持つ、「漠然とした不安」の原因とは何か。

山伏修行者でもあり、「マレビト(異人、稀人)」として
長年日本人を見てきた「客観」の写真家、エバレット・ブラウンと、
現在・現代に対しさまざまな問題を感じ探究している
「主観」の日本人、エンゾ・早川。
両者の実感と経験が鍔迫り合う、電光石火の対談録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 身体の「部位」を
    考えどころに
    異色のお二人が 語り明かした
    一冊

    お二人ともに
    (私にとって)初めての方なので
    お二人の「思想」に触れるまで
    少し時間がかかったような気がする

    なぁるほど
    と 思うところもあり
    ん…
    と 思うところもあり

    それでも 最後まで
    お二人のお話に着き合わせてもらった

    それにしても
    晶文社さんは
    なかなか奇天烈なものを
    出してくれます
    そこが また
    嬉しい

  • 精神論なのか、文化論なのか
    民俗学的な話なのか。
    ひっくるめたような対談集でした。

    足、手、背といったパーツにわけて
    じっくり語り合っているのが
    おもしろかったです。

    個人的には、私「かかとから着地歩き」が
    どうしても体得できなくて
    不器用だなぁと感じていたのですが
    「つま先から着地歩き」が
    下駄履きの歩き方だと知って安心。
    別にそれでもいいんだ〜(^o^)

  • 考え方がだいぶ傾いているおふたりの対談
    読み手の受け取り方次第では…と言った感想
    万人受けはしない
    個人的にはツボったので
    人生の教科書として見返したいと思った

全5件中 1 - 5件を表示

エバレットブラウンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×