彩波(いろは)さんの感想
2019年3月24日
共に警視庁捜査一課所属で、同期の東原帝と、御門鋭司。 彼らはその名前とルックスから、「エンペラーズ」と呼ばれる。 互いに実力を認め合う関係ではあるものの、常に競争を強いられる職場環境と、過去のとある出来事から東原は御門に素直になれずにいた。 そんなある日、とある殺人事件の捜査でコンビを組まされることになって…… というのがざっくりとした話の入り口です。 そこから二人で殺人事件の捜査が始まって。 やはり互いに認め合えるものを感じて。 御門が覚悟を決めたことで二人の関係が動いていく。 そもそもがBLなんですけど、BLという枠ではくくれないような、ちゃんと「刑事もの」としての読みごたえもしっかりありました。 その代わり、いちゃいちゃ要素はだいぶ低いんですが、甘くてベタベタしているだけではない、物語としての読みごたえも求める人にはオススメです。
kitkityoさんの感想
2013年1月30日
刑事もの好き。帝、御門エンペラーズコンビいいわあ。
BL作家。2001年『甘い口づけ』でBL作家としてデビュー。同作スピンオフ作品『奪われる唇』でヤクザものシリーズを確立後、警察ものからケモミミまで執筆ジャンルは多彩。 「2017年 『お弁当代行屋さんの届けもの 』 で使われていた紹介文から引用しています。」