仕立て屋と坊ちゃん (GUSH COMICS)

著者 :
  • 海王社
3.36
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本棚登録 : 293
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784796406963

感想・レビュー・書評

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  • ▼あらすじ
    良家の御曹司・秀一郎には長年片想いをしている相手がいる。
    スーツのオーダーメイド店「テーラー片山」の店主であり、妙な色気の持ち主の片山 彰だ。
    年の差もあり、相手にして貰えるはずもなく…なんとか振り向いて貰おうと必死にアプローチするものの、軽くあしらわれるばかり。
    けれど口説き続けた甲斐あって、片山はカラダだけは許してくれるようになり――?
    純情な青年×手強い大人、難攻不落の恋。

    ***

    同作者さんが出されている『恋ときどき、焼きサバ定食』が面白かったのと、仕立て屋をテーマにしたお話が好きなので密かに期待して此方も購入してみました。丸々一冊表題作です。
    絵の方はやっぱり素敵ですね。落ち着いた味のあるタッチで私は好きです。
    会話のテンポが良いいのと、時々クスッとさせられるのは恋ときどき~の時と同じだったので、読んでいて楽しかったです。

    ただ、個人的には恋ときどき~の方が好きだな、と思いました。
    まず、しっかりあらすじを読まずに買ったので、年下攻めだという事に途中まで気が付きませんでした。てっきりテーラーの方が攻めかと…。
    それと何より、秀一郎(攻)の髪型が微妙に受け付けられなくて…(笑)
    完全な趣味の問題なんですが、マッシュルームカット苦手なんですよね…。
    見た目が坊ちゃんなら中身も坊ちゃんでイマイチ魅力が感じられず…。
    年下ワンコ攻めも嫌いじゃないんですが、せめてもうちょっと格好良いシーンがあればな、と。決める時はビシッと決めて欲しかったです。

    あと、結局この二人って最後までセフレ以上、恋人未満なんですね…。
    思わず「…続きは!?」って叫びそうになりました。
    片山さんが少なからず秀一郎の事を想ってくれているのが分かるだけに中途半端な終わり方にちょっとモヤモヤしてしまいました。
    この終わり方なら続編出せるんじゃないかな〜。
    作中、片山さんがツン過ぎて少し意地悪に感じてしまったので、デレずにデレさせる(作者談)だなんて言わず、続編が出るならもう少し分かりやすく片山さんをデレさせて欲しいな…なんて思ったり。
    これで終わらせるのは勿体無いですよ、先生…!!

    そういえば、片山さんの透けパン(しかもビキニ)のシーンが地味にエロくてテンション上がりました。透けパン素敵…(笑)

  • 20歳の良家の御曹司×テーラー店主

  • 『デレずにデレる』って良いなー

  • めっちゃいい感じ。あほっ子の秀一郎がかわいい。

  • ★3.5。お金持ちのお坊っちゃまが一途で可愛いか。ちゃんとバイトしてプレゼント買ってるのも好感持てる。お相手のスーツの仕立て屋さんのツンツンさんが…ちょっと目つき怖いし子供の頃一目惚れするには無理があるかも(笑)
    二十歳になった攻めの大人な雰囲気にトキメク場面があればなお良かったかな?最後まで真面目で可愛い坊っちゃんだったので、髪型だけでも…。

  • 装丁:Junko.K

  • (感想)


    ちょっと前に読んだテーラー物が良かったので
    こちらもどうかと読んでみたのですが…。

    小さなころから父親に連れられて来ていたテーラー
    そこの仕立て屋に恋をして二十歳に至る。
    そして二十歳の誕生日に自分の気持ちを伝えるのですが
    「知ってるよ…」の一言。
    まぁあれだけアピールしてたら気づかない方がおかしいけど(^^;)

    と、ここまでは良かったんですよ

    その後からのお話が自分が思ってた年の差萌ではなかった。
    身体の関係は持ってくれるけど恋人ではなく
    攻めの頑張りが普段なら応援の気持ちになるのですが
    逆にうっとおしく感じてしまい入り込めなかったかな。
    そしてせっかくのオーダースーツなのに
    そっちも似合わず萌えなかったです。
    せっかく萌要素は満載なのに…ちょっと残念。

  • 最近、低燃費男子がお気に入りで。買う気は無かったんだけどレビューが良かったので購入。いや〜大正解!かなり好みの作風。これがデビューコミックとかGUSHもスゴい人見つけてきたなぁ。

    御曹司の秀一郎は、幼少期に父に連れられて行ったオーダーメイド店の店主・片山に長年片思いをしている。20歳になったのを機に告白をするも、歳の差もあり相手にしてもらえず…必死にアプローチし続け、身体だけは許してくれるようになっが…。いつまでたってもお付き合いをしてもらえません 笑

    年下の良家のお坊っちゃんで不自由なく育った秀一郎。職人肌の片山とは価値観が違う部分もあり、すれ違ってしまう事もあるんだけど…秀一郎のムダなポジティブさが良いバランスを保ってます。あと片山さんが天然でひねくれてます。付き合わないっていったのも、図にのってベタベタしてくるからで…それを阻止しただけだと思うw 絶対、仕事の邪魔になるもんなぁ〜笑
    でもそういう大人の言い回しがまだ理解出来ない秀一郎は、精一杯悩んでせっせと愛を届けるんだけど、すぐツンツンしてしまう片山が可愛くて
    デレデレしてしまい…そのデレに安心感を得るってゆーループが激萌え\( ˆoˆ )/

    とにかくデレる事が出来ない片山さん。プレゼントを買うためにバイトを増やす秀一郎を心配してではあるが、キツい言葉で説教してしまい…。過労もあって倒れてしまった彼の元にお見舞いに行く、この行動力はスゴいと思う。だって実家だよ?お得意様だよ??笑 はぁ…「デレないデレ」破壊力半端ないわ。。

    仲直りしてからは、片山さんが意外と甘えたの束縛系なのがチラホラ見えてきて…もっとツンツンしてくださいっ!その言葉の裏に萌えるから!!ってニヤニヤしちゃう♡
    一話一話読みきりなタイプで1冊表題なので、読み応えもあるし、シリアスとコミカルの配分が絶妙!描き下ろしも2人のならではのラブさに大満足♡!愛着の湧くキャラなので、不定期でいいからこれからも描いてもらいたいな。

  • 主人公が一途に仕立て屋の店主に恋をしていて応援したくなる。店主も最初はあしらっているだけだが、徐々に好意を持っていくことが細かいシーンで表されており微笑ましい。
    仕立て屋という単語が似合うタッチの絵で描かれているのも良い。

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