オトナになる薬 (KAIOHSHA COMICS)

著者 :
  • 海王社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796410656

感想・レビュー・書評

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  • 個人的に現在最高峰のエロマンガ。
    Hなメイド服で恥ずかしそうにするシーンは
    一生忘れないと思う。

    小説、映画、漫画、アニメと
    いろいろ読んだり観たりしてきたが
    エロマンガは意味を感じずチラ見程度、
    はっきり言ってちょっと軽蔑していた。
    TV「ストイック女子」でキレイめな
    チョーヒカルがエロ本を「オッパイがやわらかそう」
    と絶賛していたのに驚いた。
    その時はそんなもんかと思ったが
    それから数年、その場面が時々頭の中で
    フラッシュバックしていた。
    TVアニメに食傷気味になり、
    期替わりになった今月
    新たに観ようと思った新作はなかった。
    多分当たり障りない内容で知的好奇心も
    感性を刺激するものも見当たらなかったのだと思う

    押見修造の『おかえりアリス』が新鮮で
    昔の押見作品を読んでいたら
    「まんが天国」で水無月三日の
    「セックスしないと死ぬ病」が無料で読めた。
    電車でのラストシーンがツボにハマった。
    水無月作品、繋がりで黒岩瑪瑙の「インモラル」
    と瞠目した。
    昨日見た遊人の『母さんボクを裏切らないで!』
    はエログロの極地だった。
    1度読んだらもう2度と読みたくない。
    あの遊人がコレを書いたのだ。
    読後呆然とした時、企みが成功した遊人の
    嘲笑が見えるようだった。
    常識を超えている。
    新世界の予感がビンビンなのだ

    ラカンは「自分の欲望は誰かの欲望である」
    と言った。だから上野千鶴子の
    「性欲は教養であり知性」というのは
    その通りだと思う。
    自分の好き(性的志向、嗜好)を極めるのは
    楽しい。
    自分のことなのにこんなに発見があるとは。
    社会生活にかまけて自分と向き合うことを
    怠けていたことに気づく。
    エロマンガの可能性に今は注目だ

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