テクノボン

  • 宝島社
3.62
  • (5)
  • (4)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 70
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796608046

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最高に面白かった

  • クラフトワーク、デトロイトテクノ、セカンドサマーオブラヴなど網羅している。テクノ好きは一度読んだ方がいいね。

  • 今は、どこかに音源があるから、今、聴きながら読むととても楽しい本。卓球さん、テクノボン2出しませんか?

  • 情報量が多く、3分の1は資料編。石野卓球の知識量も豊富。

    サマー・オブ・ラブ直後の68年以降のジャーマン・ロック、パンク直後の78年以降のイギリス、アメリカ、ドイツ、日本、セカンド・サマー・オブ・ラブ以降。
    テクノ的な動きがポップ・カルチャーの中で顕在化した。

    「テクノは全体的、共同体的、集団的なカウンター・カルチャーの高まりが収束に向かったときに動きだしているのである。 (中略) テクノは共同体的な幻想からむしろ積極的に離れていく動きではないか。きわめて個的なヴィジョンへの回帰ではないか、孤独を恐れない大いなるロマンスへの挑戦ではないか、と思う。」

  • 調べ物のついでに再読。

    著者にまだ出ないのかと問い詰めた程に待望の本だったし、何度も繰り返し(リファレンス的にも)読み返したものだが、再読するのは今世紀初かも。


    セカンド・サマー・オブ・ラヴの熱気(正確に記せばその余波だろう)がこの本を書かせた。
    上梓されたのは93年だから、執筆時は"恋の夏"から5年しか経っていないし、必至に葬り去ろうとしている80年代の亡霊(テクノポップやニューウェイブ)からもそれほど時間を経ているわけではない。

    88年から20年も経つ今読み返すと、時の流れが遅くなったということを思わずにはいられない。

    本書ではニューウェイブの章からデトロイトテクノの章に掛けての熱度の違いは段違いだが、実時間としては数年も隔てていない。

    83年から88年、88年から93年は思春期のように目を見張るほど音もシーンも何もかもが変貌して言った。

    翻って93年から98年、98年から2003年、2003年から2008年と何が変わったのだろう。

  • 読了日不明。中込のメディア・ポートにて購入(調べてみたらまだあってびっくりした)。恐らく生涯で一番多く読み返したであろう、誤植と偏見に満ちた"テクノの見取り図"たるエレクトロニック・ミュージック・ガイド。ネットも普及していなかった片田舎の一高校生にとって、この手のディスクガイドが果たした役割は甚大だった。

  • クラフトワークからリチャード・D・ジェイムスまでのテクノ史を対談形式でまとめたもの。テクノは難しい音楽じゃないよ、シンプルで楽しいんだよ!という思いが伝わってくる。自分の知らないアーティストやレーベルの名前がたくさん出てきて音をイメージできなかった部分も多かったので、また何年後かに読み返してみたい。

  • テクノの本。
    対談形式がいいなあ〜。好き過ぎて、ノートに書き写したりしていました。(旧字体もしくは本字で)

  • 2008/4/25購入

  • 70年代初頭から92年くらいまでのテクノ史がまるわかり!対談形式だから読みやすい。
    卓球氏の音楽に対する姿勢もうかがえる!
    テクノが大好きになれる本です。

全11件中 1 - 10件を表示

石野卓球の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×