このミステリーがすごい! 2004年版: 発表!2003年のミステリー&エンターテインメントベスト10
- 宝島社 (2003年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796637664
作品紹介・あらすじ
発表、2003年のミステリー&エンターテイメントベスト10。
感想・レビュー・書評
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既読本は、国内編BEST10では1/10、BEST20では2/21、海外編BEST10では0/10、BEST20では0/20。この時期のものは既読が少ない。国内編1位の『葉桜の季節に君を想うということ』は15年くらい前に既読なのだけれど、まったく覚えていないので、再読してみたい。あいかわらずバカミスは気になる。『ヴードゥー・キャデラック』『アマチャ・ズルチャ』『本格的 死人と狂人たち』『モンスター・ドライヴイン』『ジョン・ディクスン・カーの毒殺百科』『暗黒大陸の悪霊』『バクスター危機いっぱつ』
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表紙のマンガが面白いよね笑
2004年版「このミス」ベストは国内は歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」、海外はサラ・ウォーターズ「半身」が1位。
しかし、みんなランキング好きですね。それから、ランキングアンケート回答者たち、仕事や趣味とはいえよくこれだけの新刊を読んでるなあと感心します。
私も以前、このミス最新号を買って最低でも国内海外ともにベスト10位は読もうと頑張ったが、どうも性にあわない作品がありすぎて、それ以来断念。
そして今あえて、昔の「このミス」を読むメリットは少なくとも2つある。当時の新刊をほとんど文庫本で読める点と、ブックレビューサイトで読者評価を再確認出来ること。つまり、こだわりと自己顕示欲の強い選者による評価に惑わされず万人受けするミステリーが選べる(それでもハズレはある)のは効率的です。さらに、当時のベストセラー本を俯瞰することで、当時の世相や出来事の記憶が甦る、こともなくはない。 -
1 葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午
2 終戦のローレライ 福井晴敏
3 重力ピエロ 伊坂幸太郎
4 第三の時効 横山秀夫
5 グロテスク 桐野夏生
6 陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎
7 クライマーズ・ハイ 横山秀夫
8 月の扉 石持浅海
9 流れ星と遊んだころ 連城三紀彦
10 ワイルド・ソウル 垣根涼介
11 ゲームの名は誘拐 東野圭吾
12「密室」傑作選 ミステリー文学資料館編
13 太平洋の薔薇 笹本稜平
14 疾走 重松清
七度狐 大倉崇裕
16 GMO 服部真澄
マルドゥック・スクランブル 冲方丁
18 殺人の門 東野圭吾
街の灯 北村薫
20 ZOO 乙一
陰摩羅鬼の瑕 京極夏彦
汚名 多島斗志之
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