- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796658294
作品紹介・あらすじ
1000人以上のADHDを診てきた専門医が書いた、自分の"脳のクセ"と上手につき合うための本。「部屋が片づかない」「遅刻しやすい」「忘れ物・失くし物が多い」「何事もギリギリまで手がつかない」「感情や好不調に波がある」「効率を考えるのが苦手」「納得のいかないことはできない」…この本は、そんなADHDタイプの人が『ハッピーな暮らし』をするための応援ブックです。
感想・レビュー・書評
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ADHD/ADDタイプの脳の方に向けて書かれたアドバイス本。
新宿ADDセンターさくらいクリニック院長桜井公子さんと
小説家で当事者である袋井司さん。画は関口逸巳さん。
第一章でADHDセルフチェックがある。「自分ADHD かも...」と心配な方はやってみるといいかもしれない。
第二章はお部屋の片付け、第三章は遅刻について、第四章は忘れ物、第五賞は体調や感情の波について、第六章は人間関係についてのアドバイスが書かれている。
最後の第七章は桜井さんと袋井さんの対談。
この本が出版された2007年当時のADHDの認知度や事情を話されている。
ADHDと確定・診断されていない方にも、頭の中や生活がとッ散らかった方にもなんとか出来そうな良いアドバイスがあると思う。
「適当な紙(チラシの端とか箸袋とか)にメモをとらない。無くすから!」
というものは‘何故気づかなかった!自分’と悔しい思い。
とにかく読みやすい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ADHDの脳のくせ3タイプに当てはまるところあり。おそらく、タイプ1→息子、タイプ2→娘、タイプ3→私。
・タイプ1:多動型
・タイプ2:不注意型
・タイプ3:軍人・仕切り型
とはいえ、だれでも多かれ少なかれ持っている要素なので、自分にはそういう傾向があるから気をつけていこう、という捉え方でいこうと思う。 -
片付け、遅刻、忘れ物…様々な悪しき特性を、うまく対処するための方法が、項目ごとに見開き1ページでまとめられていて、とても読みやすかった。
脳のクセと上手に付き合っていくために、必死にがんばらなくていいんだと思えた。
やさしい言葉で的確にアドバイスをくれている感じ、当事者にはもちろん、その周りの方支援する方に是非参考にして欲しい内容。 -
病的惰性という概念がまさに自分そのものだと感じた。なかなか動き出せないけれど、1度動き出すとなかなか止められない。
一夜漬けに頼らず余裕を持って少しは手をつけることが大切。
よく大学生や社会人になって発達障害が明らかになるという話を聞くが、宿題の期限が翌日までという中学・高校では気付きにくい部分だと思う。 -
【人間なくて七癖】
ADHDは、病気というより脳のクセ。
自分のクセがわかれば、それに対処ができます。
気になる方は、ぜひチェックしてほしい本です。
そして願わくば、思い込みだけでADHDを名乗らないでほしいと感じています。 -
ADDやADHDじゃない人にも役に立つ本
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3.8くらい
こんな状態ならADHDかもしれないということについてはよくわかった
後半の対処法については、読んだ人によって異なる感想が出てきそう 長く生きてくるとそれなりの対策をいつの間にか見つけていたりするので
7年前の本なのでとりまく環境が今はもっと変わっているといいなぁと思う -
気持ちいい片付け方みたいな本かと思ったら、
ADHDで困ってる人用の本気のノウハウ本だった。
どうやら自分はADHDではないらしい…ということだけは解った。 -
うーん どうなんだろ