ブレイクスルー・トライアル (宝島社文庫 C い 3-1)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796668279

感想・レビュー・書評

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  • たまたま本屋さんで見つけた本。
    「チーム・バチスタの栄光」などでお馴染みの
    第五回『このミス』大賞受賞作です。

    ストーリーは、完璧なセキュリティのIT研究所に侵入し、
    ミッションをクリアすれば1億円が手に入るというイベントに
    元IT企業マンや強盗犯などがチャレンジするというお話。
    007だったりミッション・イン・ポッシブルを思い出させます。
    ストーリー展開が完全に僕の好み(笑)

    ちょっとした気晴らしに、この爽快なお話を是非。

  • 映像っぽいなあと思いながら読んだ。
    映画とかだったら面白いかも。

    セキュリティのところは、やたら詳しいところと、曖昧っぽいところが
    ムラがあるように感じたけど、詳細にしたら
    テンポが悪くなるのかなあ、と思った。

  • 面白いですが、予想外の結末は無く前半競技が始まるまでが長く感じました

  • 主人公と丹羽くんのやり取りを楽しめる一冊と思いきや群像劇っぽいところもあり楽しかった。
    佐倉田さんと門脇さんのような関係性好きだなと思いました。

  • 複数の視点から話が進んで、時系列もバラバラだがとても読みやすいです!

    ラストがあっさり終わってさびしいので、続編やスピンオフ希望です

  • このミス第5回大賞受賞作。この作家さんの本は初めてです。
    セキュリティ会社の「セキュア・ミレニアム社」で働く門脇はある日、大学の親友だった丹羽に声をかけられる。セキュア社の北海道にあるセキュリティの塊の研究所に対する侵入ミッションに参加したいので協力してほしいという。門脇は大学の時にさまざまな所に対する侵入方法を検証したイエローノートを作成し、丹羽や教授とともに侵入を成功していた。
    成功報酬は1億円。門脇は参加することにする。そのため会社も辞めるが、自身、実は別の人間だった。子どもころに両親を亡くし、多額の負債を抱えたが、父親の供養同経営者であった二階堂に救われ、その恩返しとして、門脇という人物になり済まし、ライバル会社のミレニアム社に入社し、産業スパイをしていた。
    破風崎と棟安と簾、徹は泥棒を生業にしていた。ある日、宝石の展示会場からダイアモンドを盗むが、簾の裏切りにより、ダイアモンドを持ち逃げされてしまう。しかし、ダイアモンドを持ち去ることができず、隣の展示スペースにあった荷物に紛れ込ませる。
    その荷物は、ミレニアム社の荷物で、北海道の研究所に運ばれてしまう。
    破風崎らは、ミッションに参加し、ダイアモンドを取り戻そうとする。
    一方、研究所の管理人をしている草壁の娘、梓と恋人の梁本は、盗まれたダイアモンドを探すよう命じられ、ダイアモンドが研究所にあるのではないかと調べを始める。
    ミッションに参加するチームと梓たちとの息詰まるやり取りに後半はひきこまれ、一気読みでした。

  • 少し地味な感じはするものの、何といっても門脇と丹羽のコンビがいい!システム突破は爽快。

  • おもしろいけど、あっさりしすぎてるのが残念(>_<)

  • おもしろーい!導入部分がいまいちなのと、脇役のキャラが漫画チック過ぎるのを差し引いても楽しめました。

  • 難攻不落のハイセキュリティの建物に侵入を挑む、いわば、ちょっとしたクライムサスペンスですが、登場人物のキャラクターやそれぞれの人物のもつドラマをユーモアを交えて描いているので、面白い。
    このミス大賞をとっているので、有名だとは思いますが、まあ、わかりやすくいうと、伊坂幸太郎っぽいw
    物語後半、いろんなチームが進入を試みるんですが、いろんなやり方があるなぁって感心したり、そんなのありかよって思ったり、なかなか楽しかったです。
    続編も買っているので、楽しみに読みたいと思います。

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