- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796669085
感想・レビュー・書評
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11/02/09。
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人の思い込みは怖い。
うつ病だと思い込んでる人がこの本を読むと、きっとつまらない思いするだろう。
うつ病?と思ったら読んでみるといいかも。 -
比較的明確に鬱病と擬態うつを表現しているように思う。概念を客観的に認識する上ではわかりやすい。ただ、鬱病の治療法を書いた本ではないので、治したい人は別の本を読むべし。
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内容は、最近流行りの「メンヘラ」と「本当のうつ病」、また「別の精神病」の違いについて。
興味深く読めたが、例が沢山あってちょっと疲労感。でもそのぶんわかりやすい。
口調も砕けていて読みやすかった。
しかし内容の重複や、何度も同じ台詞が出てきたりして、途中〜最後のほうはちょっとだれやすい気がする。
「自分はうつ病じゃないかな」と思っている人や、「あの人はうつ病って言ってるけど…」と疑問を持ってる人にお勧め。 -
ブックオフで購入 周囲のうつ病の人のことを念頭に置いてみたり、最近の自分のやる気の出ない状態がうつ病なのかもしれないと考えながら読み進めた。20のケースを紹介して、それはうつ病なのかどうかを読者に考えさせながら解説を進めてゆき、結果、今の社会の風潮として擬態うつ病が蔓延していることに警鐘を鳴らしている。
これを読んでの自己診断。やっぱり自分はうつ病ではないようだ。 -
じつはこれは、薬だけにある副作用ではありません。治療と名のつくものにはどんなものにもある副作用です。カウンセリングでも同じことです。
それは、他力に依存するようになってしまうこと。自分の力で解決すべき問題から逃避し続けてしまうこと。
これこそが取り返しのつかない副作用です。うつ病でないのにうつ病であると自認することによって、物事を自力で解決する姿勢が失われ、人間としての精神的な成長が止まってしまった。 -
別にこれに限った話じゃないんですけど、やっぱ新書って内容が薄いなぁ・・・。
内容的には結構面白かったのですけども。 -
先の香山さんと同じ状態「新型うつ病」をあつかっている本。男性の精神科医である著者からすると「擬態うつ病」ということになります。職場での受け止められかたを含めて、いろいろな事例が提示されているのはよいと思います。ただ、ではどう対応したらいいのかという答えはなかなか見つかりませんね。図書館予約数は2(09/05/31現在)です。
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最近会社の休業者の原因で「欝」「メンタル」という言葉が良く使われる。
素人が文字でよむだけでは
一つの答えではないのかもしれないけど
「欝」とは何かを分かって使い分けているか、対応を間違えていないか考えさせられた。
耳障りのよい安易な言葉遣いが偏見を生むという
ことも意識しながら「ひと」を中心に
考えていきたい。