新装版 パーフェクト・プラン (上) (宝島社文庫) (宝島社文庫 C や 1-4)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796674331

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭のシーンは謎めいていて面白い予感が香る。
    身代金0円で5億儲けるという発想も良い。
    しかし展開の速さと少ないページ数のせいか、人物描写が散漫な印象。
    そのため、ストーリーに必然が感じられない。
    なぜ誘拐に同意したのか?なぜ育児放棄したのか?なぜ詐欺計画を立てたのか?
    行動の一つ一つには大きな心理変化があったはずだが、それが読み取れず、被り物の演劇を見ているようだ。

  • だめ、全然ダメ/ バチスタを思うと第2回受賞作は数段落ちる/ 行き当たりばったりだし話の回し方に苦労しただろうなと透けて見える/ 子供を誘拐されたと誤解するくだりなんて最低すぎる/ あんな小さな勘違いで話動かすなんて無理矢理にも程がある/ 黒幕検挙のくだりも唐突だし、後出しはやめて欲しい/ 主人公グループ男3人のキャラも全然生かされてない/ 中国人なんて頭悪い暴力的なにーちゃんで終ってる/ 残念

  • 変な奴ら

  • おもしろい。株の取り扱い方が、いいね。
    確かに、数式と言うより人工知能的な手法が
    今後株式に使われることになるでしょうね。
    ひきこもりが株式投資するというのもいいなぁ。
    ゲームを時間消費のためにやるよりは、いいと思う。

    咲子。人格破壊者。
    夫に対して 酢豚のようなオトコといい、
    夏樹と言うホストに入れあげていて、
    人工授精して、代理妻に生ませた子供をいじめている。
    良江は、記憶力がよく、母性にあふれている。
    陰と陽との対比のごとく、描かれる。
    息子 俊成を 良江は いたたまれなくなり、誘拐する。

    父親は株のトレーダーだった。
    誘拐をするけど、身代金がゼロとして、
    株の操作によって、身代金をとろうとする。
    再生医療とアンチエイジングに取り組んでいる会社を
    推奨して、株を つり上げることに成功する。
    胎児から ES細胞をとって つくる。

    先端的な話題をうまく取り入れている。
    ちょっと、オトコの登場人物が 雑な感じがあるが。
    父親だけが信頼できる息子?
    レトルトカレーが好きなひきこもり。ご飯はどうする。
    優秀だけど、社会常識がなさそうなトレーダー。
    でも、おもしろかったよ。下巻はどうなるのかな。

  • 誰も損をしない。誘拐でもなく脅迫でもない。事件にならない誘拐まがいな出来事。色んな人物からの視点で切り替わるので少し、ん?となるけれど事の顛末がどうなっていくのか気になるお話(๑′ᴗ‵๑)一冊のページ量が少ないということもあるけれど、あっという間に読んでしまいましたよ(o゚∀゚o)次第に雲行きが怪しくなってきた上巻。気になって下巻を手に取る!!!

  • 身代金ゼロの誘拐。面白かった。

    狂った女が怖かった。

  • 「チーム・バチスタ」を見出した「このミス大賞」受賞作という触れ込みで期待して読んだんですが、ストーリー展開の緻密さには少し欠けるのと、どこかで読んだような話である感じは否めない。参考文献に幸田真音さんのものがあって納得行ったんですが、まぁこの業界で仕事している身からするとうまい具合にマルウェアの情報を盛り込んで啓蒙していただいているのはありがたい限り。そのへんは著者自身の知識ベースですかね。

  • まあまあ

  • 登場人物が多い割にはごちゃごちゃしておらず読み易い。

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