守護天使 みんなのキズナ (宝島社文庫) (宝島社文庫 C う 2-4)
- 宝島社 (2011年8月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796682299
感想・レビュー・書評
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第1段はかなり面白かったし、読んだ後に映画化されているのを知って観たくなった(まだ観てないけど)。そのキャストをネットで見て主人公がカンニング竹山さんだと知って更にこの作品の世界観が好きになった。
・・・・・・そのイメージのまま、惰性で書いちゃったのかなぁ?・・・って思ってしまう第2段でした。もちろん、惰性で書いてないんだろうけど、なんだか粗く作られた感がする。
クライマックスも妙に駆け足で『あれ?これで終わり?』って思った。
須賀さんを助けたことで危ない目に合うピクトモを更に須賀さんが救うところも何か足りない。確かに須賀さんが助けたんだろうけど、そもそも危ない目に合わせた原因は須賀さんにあるんだから、本来の須賀さんのキャラならそのピクトモたちともっと触れ合うシーンがあったと思う。
あと勝子さんがどんどん人間離れしていくだけで、その異常性の源は須賀さんに対する感情であるところをもっと書いて心をジーンっと温めて欲しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「守護天使」の2作目です。ハゲデブ痔の中年オヤジの主人公啓一とイケメン新聞配達青年のヤマト、チンピラの村岡は、何もわからずヤクザの手下に仕立てられていた力持ちのゴローを助けようとしますが、凶悪なヤクザたちに追われることになります。啓一がやっている日本最大のSNS上の友達たちに助けられながら、ハラハラドキドキの逃亡を続けます。
前作に比べると、面白い汚さやゲスさが減っていて、啓一が女子高生の守護天使になることもありません。悲しさだけが残りました。 -
ヤクザに利用される心優しい子供精神の力持ち男性を救う為、メタボ中年の啓一らがSNS日記を通した友人たちに助けられつつ東北へと逃走する。勢いはあるけれど説明不足的作風。前作を思い出せなかった。人外のように走り鋏を投げながら追って来る嫁等やたら漫画的だけれど、雰囲気には段々と馴染んだ。結末が悲しすぎる。
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・8/18 読了.よしさんに借りた第二弾.ドタバタ度が上がったけどSNSをもっと取り入れてて趣向が多少変わってた.ただ恋愛からは遠くなったかな.
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前作の守護天使同様、なんともハチャメチャなストーリです。リアルティを追求するとちょっとそれは、とツッコミどころ満載ですが、最初からそういうものだと思って読むと素直に面白い。個人的には前作の方が良かったな。
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前作はそこそこ面白かったのに
今回は色々詰め込んで暴走!!
残念、無念、がっかり君…il||li _| ̄|○ il||l
前作はそこそこリアリティがあったけど
今回ははっちゃけた感じでその違いに違和感があった
前作読まない人にはこれぞエンターテイメントと思うかもしれない
啓一、ヤマトは今回も村岡のゴタゴタに巻き込まれる
村岡に呼び出されて行ってみると
村岡と一緒に見知らぬ大男"ゴロー"が手錠で繋がれていた
大きな身体、でも中身は子供の"ゴロー"
ゴローは知らず知らずのうちにヤクザの抗争に巻き込まれていて
ヤクザに追われ命の危険が!!
村岡はそんなゴローを助けようと
ゴローの生まれ故郷函館を目指ざす…
啓一がやっているSNS-ピクシィのピク友の助けを受け
北へ北へと向かう4人
私からみれば函館の記述が変で函館弁が微妙!!←実はここが引っかかる!!(-ω-;) -
2作目にしてレギュラー陣が馴染んできた感があり、テンポも良くて読みやすい。
でも、それ以上のコメントを思いつかないところが星3つ。 -
「守護天使」の続編。
今回も大笑いさせてもらいました。
仕事で遅くなって疲れた時でも、
通勤電車の中で思わず笑ってしまうほど。
良いストレス発散になることをお約束します。
でも、「守護天使」を未読の方は、まずはそちらから。
その方が楽しさがアップすると思いますよ。 -
結構、面白かった。