新装・改訂版 謀略の昭和裏面史 (宝島SUGOI文庫) (宝島SUGOI文庫 A く 4-1)

著者 :
制作 : 黒井 文太郎 
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796684057

作品紹介・あらすじ

昭和という時代には、表の現代史には出てこない裏の人脈が、時代を貫く地下水脈として連綿と続いてきた。「保守政治家」「右翼」「軍部(特務機関)」の人脈だ。彼らは、戦後の日本を震撼させた数々の「謀略事件」「未解決事件」にどう関わったのか?黒幕たちの軌跡を50項目以上のテーマで検証する血脈の歴史ドキュメント。原発の父「正力松太郎」の項を新たに加えた「ウラ現代史」の名著が改訂版となって復刻。

感想・レビュー・書評

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  • 旧軍特務機関と右翼人脈で読む昭和の裏面史と言うことで、一件一件についてはそれほどページは割かれていないが、全体の流れやキーマン、キーワードを把握しやすくて良い。これを読んで、以前読んだ「大本営参謀は戦後何と戦ったのか」で読んだ話がより理解できた気がする。

  • 2番乗り。読了。人間の名前の出てくる数が半端なく多く、人間の名前リストみたいになっており、どんな事件だったかとか、その経緯、原因などがちょっと分かりづらい。そこまで入れてしまうともっと分厚くなってしまうからかも知れないが、それであれば、分冊にしても価値があるのではないか。事件の事件性たるゆえんの記載が薄く、残念。人の名前集としては価値があるが、であれば、検索性を高めるために、索引をつけるとか、デジタル化して検索できるようにするとかが必要。(2011/9/5) 

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著者プロフィール

黒井文太郎(くろい ぶんたろう)
1963年、福島県いわき市生まれ。横浜市立大学卒業後、講談社入社。週刊誌編集者を経て退職。フォトジャーナリスト(紛争地域専門)、『軍事研究』特約記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、軍事ジャーナリスト。ニューヨーク、モスクワ、カイロを拠点に海外取材多数。著書に『イスラム国の正体』(KKベストセラーズ)、『イスラムのテロリスト』『日本の情報機関』(以上、講談社)、『インテリジェンスの極意!』(宝島社)、『本当はすごかった大日本帝国の諜報機関』(扶桑社)、『ビンラディン抹殺指令』(洋泉社)他多数。

「2020年 『新型コロナで激変する 日本防衛と世界情勢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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