新装・改訂版 謀略の昭和裏面史 (宝島SUGOI文庫) (宝島SUGOI文庫 A く 4-1)
- 宝島社 (2011年7月7日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796684057
作品紹介・あらすじ
昭和という時代には、表の現代史には出てこない裏の人脈が、時代を貫く地下水脈として連綿と続いてきた。「保守政治家」「右翼」「軍部(特務機関)」の人脈だ。彼らは、戦後の日本を震撼させた数々の「謀略事件」「未解決事件」にどう関わったのか?黒幕たちの軌跡を50項目以上のテーマで検証する血脈の歴史ドキュメント。原発の父「正力松太郎」の項を新たに加えた「ウラ現代史」の名著が改訂版となって復刻。
感想・レビュー・書評
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旧軍特務機関と右翼人脈で読む昭和の裏面史と言うことで、一件一件についてはそれほどページは割かれていないが、全体の流れやキーマン、キーワードを把握しやすくて良い。これを読んで、以前読んだ「大本営参謀は戦後何と戦ったのか」で読んだ話がより理解できた気がする。
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2番乗り。読了。人間の名前の出てくる数が半端なく多く、人間の名前リストみたいになっており、どんな事件だったかとか、その経緯、原因などがちょっと分かりづらい。そこまで入れてしまうともっと分厚くなってしまうからかも知れないが、それであれば、分冊にしても価値があるのではないか。事件の事件性たるゆえんの記載が薄く、残念。人の名前集としては価値があるが、であれば、検索性を高めるために、索引をつけるとか、デジタル化して検索できるようにするとかが必要。(2011/9/5)
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