闘う小説家バルザック

著者 :
  • せりか書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796702195

作品紹介・あらすじ

十九世紀初め、パリのパサージュを通行する群衆のなかに小説の登場人物と読者を発見し、彼らの欲望が織りなす来るべき近代社会の縮図を全く新しい知的パラダイムのもとに壮大な小説群『人間喜劇』として描きだしたバルザックの創造の秘密に迫る野心作。

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  • <閲覧スタッフより>
    小説と小説の置かれた状況のために闘った男、バルザック。
    19世紀という転換期を「小説」という形で受け止めたバルザックに迫ります。
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    所在記号:950.286||ハオ
    資料番号:10122023
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著者プロフィール

1951年、埼玉県生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、同大学教授(フランス文学、文芸批評)。主な著書に、『闘う小説家 バルザック』(せりか書房)、『謎とき「失われた時を求めて」』(新潮社)、『「ボヴァリー夫人」をごく私的に読む』(せりか書房)、小説に『歓待』(水声社)、『坊っちゃんのそれから』『吾輩のそれから』『先生の夢十夜』(以上、河出書房新社)、主な訳書にクロード・シモン『農耕詩』(白水社)、バルザック『サラジーヌ 他三篇』『ゴプセック・毬打つ猫の店』(以上、岩波文庫)、フローベール『ボヴァリー夫人』(新潮文庫)、プルースト『失われた時を求めて』(角田光代と共訳、新潮社)ほか多数。

「2022年 『村上春樹とフィクショナルなもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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