エイジ・オブ・アポカリプス 1 (マーヴルスーパーコミックス)
- 小学館集英社プロダクション (1997年4月1日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784796840248
感想・レビュー・書評
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「弱肉強食」「適者生存」を行動原理とするアポカリプスが支配するディストピアへと変貌した世界を描く大型クロスオーバー作品の第1冊目。
複数誌同時進行で描かれる物語であるため、3冊に分けて収録される。第1巻には、複数誌に分かれる部隊分け等を描き出す「α」と、X-MENのリーダーとなったマグニートーと妻ローグの活躍を描く「アストニッシングX-MEN」、コロッサスを教師とした生徒たちの活躍を描く「ジェネレーション・ネクスト」、X-MENの主力として活躍するクイックシルバーらの活躍を描く「アメイジングX-MEN」の3誌が掲載されている。
強大なアポカリプス軍を相手にするため、冒頭から苦境に追い込まれているX-MEN勢を、エグゼビアの意思を継いだ者として描かれるマグニートーが率いるのがもう最初から感動的なプロットである。そして正史世界との関わりが最初から提示されるため、その違いに悩むところもふくめ、全編通して悲劇的な叙事詩といった感じ。
1巻に収録するものとしても、まずはマグニートー周りから描いたのは良い集め方だと思う。ジェネレーション・ネクストは次でも良かったが。
巻末の特別誌によって世界観がわかりやすくなるので、これまた1巻に載っていて助かるところだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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