ゴーストライダー:破滅への道 (ShoPro Books)

  • 小学館集英社プロダクション
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796876551

感想・レビュー・書評

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  • よくまあ全ページこれもんというアート。GRのビジュアル的カッコ良さを存分に発揮した作品ながら、頭から火がチョロチョロ出てるのだけは慣れなかった。100%間抜けな話はブラックにユーモラスだが1巻かける話じゃない気も。

  • 映画化当時は何の音沙汰もなかったが、10周年という記念すべき年に映画2作目に大きな影響を与えたらしいミニシリーズがまさかの邦訳。
    容赦のない作風のガース・エニス作品ともあってものすごい魅力だった。業を背負う人類であるゴーストライダーは主人公として戦闘的には活躍するもののその目的はあくまで自分本位。そして彼の周囲では天使と悪魔がそれぞれどちらも独善的に自らの目的を果たそうとする。彼らが人間に対してやることは非道すぎるほどの容赦のなさ。誰もが自分のために好き勝手に振る舞う。そんな世界を悪魔のようなものを描くのに長けたアーティストの手で描く。そんな作風からはひどいひどいと思いつつもわかりやすくてスカッとするほど。
    しかし良心のある読者的には、作中の彼らの行動からどう良い結末に導くのか、なんてことを考えるとわかりやすいどころかむしろ解決の糸口が見えない。結末も含めて「ああこの形しかないな」と思える良作だった。ちょっぴりダーティな気分を味わいたい人におすすめ。

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著者プロフィール

(作)ガース・エニス
北アイルランド生まれのアメリカ人コミックライター。イギリスでデビューした後、アメリカで数々のヒット作を生み出す。代表作は『Judge Dredd』、日本でも人気の『ヒットマン』他多数。『Preacher』と『Hellblazer』ではアイズナー賞ベスト・ライター部門を複数回受賞している。

「2017年 『ザ・ボーイズ 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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