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- Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797219081
作品紹介・あらすじ
北欧リアリズムの雄アルフ・ロスは、法は裁判官の胸中にありとして判例を重視する独特の法解釈論を展開、これを具体化したクヌド・ヴォーベンの刑法解釈がテンマーク刑法学の核となった。本書はその徹底研究を基礎に刑法解釈の新しい方法を提唱する。著者は不作為犯の作為可能性に関する鋭利な分析により若くして知られた俊秀であるが、概念分析に飽きたらず機能主義に投じ、やがてロスを見出してデンマークに留学、同国刑法の歴史・理論・実務をつぶさに見た目でわが国の刑法学を見出す。わが国の機能主義が陥り易い穽を指摘、これを避ける道筋を示す。